グランド・ツアラーの熟成──新型メルセデスAMG GT4ドアクーペ登場

6月15日、メルセデスAMGは、「GT 4ドアクーペ」の改良モデルを発表した。
メルセデスAMG MercedesAMG GT 4ドア・クーペ  4door coupe メルセデス・ベンツ ベンツ
Mercedes-Benz AG - Global Communications Mercedes-Benz Cars & Vans
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2018年に発表されたGT4ドアクーペは、メルセデスAMGのオリジナルモデルで、大型のリアゲートを持つ4/5人乗りだ。このほど、6気筒エンジンを搭載する「GT43 4マティック+」と「GT53 4マティック+」の内外装と足まわりに手がくわえられた。

ボディカラーは、新たに「スペクトルブルーメタリック」、「スペクトルブルーマグノ(マット仕上げ)」、「カシミアホワイトマグノ(マット仕上げ)」の計3色を追加した。5色のマット仕上げ、5色のメタリックカラー、2色のソリッドカラーのバリエーションがある。

新しいパッケージオプションの「AMGナイトパッケージⅡ」を選択すると、ラジエターグリルやリアに装着されるAMGロゴが専用デザインに換装されるという。灯火類や前後バンパーデザインなどに変更はない。

新型は足まわりの設定を改良した。

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足まわりは、「AMG RIDE CONTROL +サスペンション」の制御を改良、走行安定性と快適性を高めたという。アルミホイールは新デザインの20インチ(軽合金)ないしは21インチ(鍛造)で、レッドブレーキキャリパーも注文出来るようになった。

内装では、ステアリング・ホイールが現行Eクラスなどに採用された新世代デザインに変わった。オプションでヒーター機構も付く。スポーク部には、オーディオや運転支援関連のスウィッチが集約されている。内装トリムでは、新色のウッドパネルやレザーが選べるようになり、選択肢の幅が広がった。

新しいデザインのステアリング・ホイール。

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搭載する2999cc直列6気筒ガソリンターボ・エンジンに関するアップデートのアナウンスはとくにない。

新しいGT4ドアクーペの日本導入時期などは未定だ。

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文・稲垣邦康(GQ)