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スニーカーショップが選ぶ、注目のシューズ5選!【Kith編】

行列の絶えないスニーカーショップ「Kith」(キス)が今季レコメンドする5足とは?
スニーカーショップが選ぶ、注目のシューズ5選!【Kith編】

アメリカ発のスニーカーセレクトショップ「Kith」は昨年7月に、日本初の旗艦店を東京・渋谷のミヤシタパークにオープンした。スポーツブランドからラフ・シモンズをはじめとするデザイナーズブランドまでの多様多彩なシューズとキャッチーなオリジナルウェアを取り揃えている。「エア フォース 1」モチーフにしたウインドウディスプレイや売り場に展示されるアーカイブモデルも圧巻。スニーカーシーンを賑わす「Kith」のフットウェアバイヤーである荒川 章(アラカワ アキラ)さんに、いま注目する5足を訊いた。

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NIKE AIR FORCE 1 '07 3M
1万円(税抜)

「King of kicksとも呼ばれ、誰もが知っている『エア フォース 1』に、3M社のリフレクターをつかったスウッシュを採用しています。変わり種ですが、定番らしい合わせやすさは決して損なっていない秀逸なシューズ。発売直後に即完売するモデルではないですが、何年か後に名作と呼ばれる可能性を秘めていると思います」

MAISON MIHARA YASUHIRO
2万8000円(税抜)

「有名ブランドのミハラヤスヒロの大定番モデルですが、常に入手困難な一足。これまでアジア圏を中心に高く評価され、リリースされる度に完売していました。近頃はニューヨークストリートなどでも注目されているようです。パッと見、ベーシックで合わせやすいデザインですが、ソールはいびつで立体感があります。その絶妙なアンバランスさとボリューム感は、今のトレンドとよくマッチしています」

New Balance BB550
1万3000円(税抜)

「エメレオンドレとのコラボレーションを皮切りに復刻されたBB550は、ランニングシューズのイメージが強いニューバランスのなかで異彩を放つモデルです。このパーツとカラーブロッキングは近年、ラグジュアリーブランドのスニーカーでも採用されています。説得力のあるオリジナルモデルは、いまの時代のファッショナブルなスタイルにハマりそうです」

RAF SIMONS RUNNER
4万3000円(税抜)

「ラフシモンズのランナーは、2020年秋冬からスタートしたフットウェアライン。これは、『これぞラフシモンズ!』とファンを唸らせた一足です。ハイブランドのスニーカーとスポーツブランドのスニーカーが徐々に同質化していく時代のなか、モードな視点からデザインされたシルエットやディテールにはほかにない魅力を感じます」

ASICS GEL-LYTE Ⅲ OG
1万4000円(税抜)

「ディレクターのロニーファイグが、Kith創設前からコラボし続けてきた『ゲルライト3』は、私たちにとってとても大切なシューズです。これは、“KADOMATSU PACK"という日本の文化に着想を得たシーズナルモデル。美しい配色や上質な素材づかいは、『ゲルライト3』のようなランニングスタイルを好むスニーカーヘッズにも高く評価されています。ぜひ手に取って、生で見てほしいモデルのひとつです」

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Kith Tokyo
https://kithtokyo.com/

文・近藤玲央名(GQ) 写真・小嶋晋介


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