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ボッテガ・ヴェネタの最新作「サロン2 ベルリン」公開──GQエディターが選ぶベスト・バイ4選

9月14日、ボッテガ・ヴェネタの展示会が行われた。最新作「サロン2 ベルリン」で『GQ JAPAN』のエディターたちが惹かれたアイテムを紹介する。
ボッテガ・ヴェネタの最新作「サロン2 ベルリン」公開──GQエディターが選ぶベスト・バイ4選

最新コレクション、いよいよ到着!

ボッテガ・ヴェネタは2020年にコレクション形式を刷新し、メインコレクションは「サロン」、プレコレクションを「ワードローブ」と名付け、発表されている。

2021年秋冬にあたる「サロン 2 ベルリン」の全貌が明らかになった。今年の4月にドイツ・ベルリンにあるクラブ「Berghain(ベルグハイン)」で公開されたが、ショーの様子が伏せられており、エイサップ・ロッキーが6月に自身のインスタグラムにポストなど、一部の情報のぞき、謎のベールに包まれていた。ようやく公開された最新コレクションをGQエディターがチェックした。

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88万円

「このブルゾンは、エイサップ・ロッキーが着用し話題を呼んだもの。ボリュームたっぷりでインパクト抜群だが、着てみると思いのほかスタイルに馴染む。ダニエル・リーによるボッテガ・ヴェネタらしいグリーンカラーは、いまや世界的なトレンド。差し色ではなく、ロッキーのような全身グリーンのスタイルに挑戦してみたい」(近藤玲央名、ジュニア・デジタル・エディター)

8万6900円

「継続でリリースしているパドル アンクルブーツにかわるレインシューズの新作が登場。いままで、ラバーのレインブーツってこれっていうのがなかったのですが、ボッテガ・ヴェネタの新作は、ボリュームのある厚底ソールと丸みのあるトウが特徴で、トレンドをおさえたデザインが○。雨の日だけでなく普段使いしたくなるシューズは新シーズンのウィッシュリストナンバーワンです」(高杉賢太郎、ファッション・エディター) 

8万8000円

「ダニエル・リーが考案した新しいコレクションのスタイルもこなれてきた印象だった。前シーズンと比べ、ベーシックなアイテムが多く、着こなしに取り入れやすそうだ。なかでも、このウールのマフラーはブランドらしいエッセンスがありながらも、着回しやすい1枚だ。イントレチャートをほうふつとさせる網目もいいし、ボッテガ・ヴェネタのトライアングルモチーフのパッチも効いている。スリットポケットを備えているのもチャーミングだ。アウターの上から肩周りをぐるっと巻くように身につけたい」(岩田桂視、デジタル副編集長

各20万円

「イントレチャートがさらに進化していた。短冊切りのレザーを丁寧に編み込む技法ですらすごいのに、そこに、文字どうり、”ひねり”が加えられていた。当然、持ちやすさを計算したアイディア」(森口徳昭、ファッションディレクター

文・GQ JAPAN編集部