【2021年11月】ブクログで話題の本をご紹介

こんにちは、ブクログ通信です。

11月にブクログで話題になった本をピックアップさせて頂きました!

みなさん、11月は何冊の本を読まれましたか?まだ出会われていない作品があれば
ぜひ、手に取ってみてくださいね。

週間ランキングの急上昇作品

青山美智子『赤と青とエスキース』

内容紹介

メルボルンの若手画家が描いた1枚の「絵画(エスキース)」。日本へ渡って30数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいった——。2度読み必至の仕掛けに満ちた傑作連作短篇。2021年本屋大賞2位『お探し物は図書室まで』の著者・青山美智子さんの新境地にして勝負作! 

西加奈子『夜が明ける』

内容紹介

現代日本に存在する貧困、虐待、過重労働——。まだ光は見えない。それでも僕たちは夜明けを求めて歩き出す。思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、変わりゆく日々を生きる奇跡とは。「当事者ではない」葛藤を抱えながらも、社会の一員として作家のエゴとして全力で書いた、西加奈子さん渾身の一作。

本棚登録数が急増した作品

兼近大樹『むき出し』

むき出し

むき出し

著者 : 兼近大樹

文藝春秋

発売日 : 2021年10月27日

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内容紹介

テレビに引っ張りだこの人気若手芸人・石山大樹。しかし彼は、過去にあるスキャンダラスな罪を犯していた……。石山はどのような幼少時代を過ごし、そして現在に至ったのか。勉強もできず、喧嘩に明け暮れてばかりの少年が、人気芸人になるまでの過程をむき出してゆく。EXIT・兼近大樹さんの初小説。

辻村深月『闇祓』

闇祓

闇祓

著者 : 辻村深月

KADOKAWA

発売日 : 2021年10月29日

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内容紹介

クラスに馴染めない要に親切に接するクラス委員長の澪。だがそんな澪に要は、不審な態度で迫った。「今日、家に行っていい?」と尋ねたと思えば、家の周りに出没したり……。要の行動に次第に恐怖を覚えていった澪は、憧れの先輩・神原に助けを求めるのだが——。辻村深月さん初の本格ホラーミステリ長編!

ブクログスタッフのおすすめの一冊!

吉本ばなな『「違うこと」をしないこと』(角川文庫)

内容紹介

「違うこと」とは、“その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。自分を生きるって難しいけれど、「これをすれば幸せになれるとか、これをやめないと不幸になる」ということではない。本来の自分を生きるには「違うこと」をしないことが大切なのだ。その生き方のヒントがこの本にあるはず。

おわりに

みなさんいかがでしたか。気になる作品には出会えましたか?
ぜひ読書生活の参考にしてくださいね!