マイクロソフトに技術的な難問も、TikTok買収で=関係筋
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最初からわかっていた事。
現在のバイトダンスの「分離」はアプリレイヤーの話であって、リコメンドエンジンなどの重要なテクニカル領域は他のアプリにも影響するので中国で作られ、APIを媒介してTikTokで使われている。(これは他のニュースにも出ている情報)
そちら側がバイトダンスの本当の強みで、それを売ろうはずがない。それを売るのは、アメリカが中国に文句を言っている「強制的な技術移転」そのものである。まぁ、アメリカ政府はそれを狙ってるのかもしれないが。
そうすると、売るとしても落とし所はアプリレイヤー(当然データなどは含まれる)の売却と、アルゴリズムレイヤーの1-2年の技術提供契約で、その先はMSが自社で作ることになる。多分それでも今より性能が低いものになってしまう可能性は高いが。。。当初からわかっていた事でいまさら難問でも無いだろう。そもそもアメリカのインフルエンサーの動画を日本で見る、あるいはその逆、といった類をどう扱うのか。ネットワークの外部性が基本性質のSNSビジネスにおいて国境ボーダーは存在しないも同然、日本マクドナルドのように本家にロイヤリティを支払えば済むという問題ではないだろう。
世界ユーザ数の1/3を占めるインドも含めた全買収OR断念、の一択だろうと思う。なおインドは米国に先んじて1か月ほど前に既にバン済みである。既に事業毀損は進んでいる。まあこの辺も駆け引きなんだろうな。最終的には中国国内の「抖音」以外の、海外「TikTok」事業全ての買収。これしかないと思う。そうじゃないと複雑すぎる。