2021.05.12
# 不動産

「ペット禁止」マンションを買った「動物アレルギーの男」に起きたヤバすぎる悲劇

きっかけはある住民だった…

マンションの三大トラブルのひとつ

日本で分譲マンションに住む人は約1,550万人。国民の8人に1人がマンションで暮らしている計算だ。

いまだにマンションは、めんどうな近所付き合いをしなくて済むと思っている人が多い。たしかに積極的な交流を図るマンションは少ないかもしれないが、実際は複雑な人間模様を垣間見るケースが少なくない。

photo by istock
 

ましてや在宅時間が増えているこのご時世。マンションの「三大トラブル」とも言われる、「駐車場(駐輪場)・ペット・騒音」の問題は頻発している。

都内の中高層マンションに済む吉田俊介さん(仮名、34歳)さんは、重度のペットアレルギーだ。特に犬がダメで、飼うのはもってのほか、飼っている友人の家に遊びに行くのもままならないほどである。

ところが近年では、ペット飼育可のマンションが増えている。世の中的にはいい傾向なのかもしれないが、吉田さんは逆に購入できる物件の選択肢が少なく、悩んでいた。

そんなときに、やや築古ではあるが「ペット禁止」のフルリノベーション済みのマンションを見つけ購入した。

購入時には、不動産屋さん経由でマンションの管理規約を取り寄せて、「ペット飼育可」マンションでみられる「ペット飼育細則」などはなく、規約にペット飼育禁止の条文があるのを、確認するほど念には念を入れた。

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