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- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813711810
作品紹介・あらすじ
君と過ごした時間は短くて、でも――
永遠みたいに幸せだった。
自分を取り繕って生きている晴は、ずっと眠りつづけてしまう難病を抱えるみのりと出会う。ある秘密をみのりに知られてしまったせいで、口止め料として彼女の「普通の高校生になりたい」という願いを叶える手伝いをすることに。眠りと戦いながらも真っすぐ生きる彼女と過ごすうち、晴も自分を偽るのをやめて、小さな夢を見つける。しかし彼女の眠りは徐々に長くなり…。寒い冬の夜、最後に目覚めたみのりを抱え、晴はある場所に向かうが――。
感想・レビュー・書評
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あまり切なそうな恋愛物は読まないのですが…
大好きな1冊です。優しくて、綺麗で、切なくて、泣きたくなるくらい純愛でした。
大好きな事は自分で認めて大切にできればいいって、自分だけで密かに楽しめればそれで満足って思っていたのですが…
「凄いねっ!」って手放しで喜んでくれる、認めてくれる、一緒に大切にしてくれる。そんな存在がいるからもっと好きになれるし、頑張れるんだと思いました。
自分も自信がなくて、人目を気にして好きな事を素直に言えないタイプだったので、凄く響きました。
自分らしく好きな事に真っ直ぐ向き合いたいって思わせてくれるお話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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