世界で一番人気の伝統料理は「日本のカレー」。でも、それだけじゃなかった!世界ランキングで「もはやひとつの料理」と絶賛されたものとは?

グルメサイトTasteAtlasが発表した2022年の世界の伝統料理ランキング100。日本料理のランクインは12品。どんな料理?

世界の伝統的な食事のレシピやレストランを紹介するウェブサイトTasteAtlasが公開した2022年の世界の伝統料理ランキングが大きな話題となっています。

日本料理が12品もランクイン?

様々な国の料理がランクインする中、1位に輝いた料理はなんと日本の「カレー」でした。

TasteAtlasは日本のカレーを「日本で最もポピュラーな料理の一つで、明治時代に英国から持ち込まれ食べ始められるようになった。インドのカレーと比べて辛味が少なく、甘味があり色が濃い。またルーに小麦が使用されているのでとろみがあるのも特徴だ」と紹介しました。

また、カレーの次に順位が高かった料理が21位の「豚骨ラーメン」。TasteAtlasは「その人気と特別さから、豚骨ラーメンはもはやラーメンの一種ではなくひとつの料理として見なすことができるだろう」と紹介しました。他にも日本料理は合計で12品ランクインし、その世界的な認知度を証明しました。

ランクインした日本料理一覧

1位 カレー

21位 豚骨ラーメン

30位 カツ丼

43位 カレーライス

44位 醤油ラーメン

46位 サーモン握り寿司

47位 餃子

54位 焼きうどん

56位 エビフライ

67位 牛丼

83位 味噌ラーメン

85位 塩ラーメン

*TasteAtlasは1位のカレーについて、カレーうどんなどを含めたカレー料理全般を指している。

他にはどんな国の料理が?

最も多くの料理がランクインした国はイタリア。11位の「マルゲリータピザ」や57位の「カルボナーラ」、76位の「ラザニア」など世界的に知られる料理の数々が15品ランクインしました。

また、アジア圏で日本の次に多くランクインした国は中国でした。汁たっぷりの具を皮で包んで蒸した「湯包(タンバオ)」は4位に、中国発祥の焼き餃子「鍋貼(グオティエ)」は47位の日本の焼き餃子と大きく差をつけて5位にランクインしました。

様々な国の料理が紹介されている世界の伝統料理ベスト100。他国の食文化に興味がある方はこのランキングを参考に新しい料理にチャレンジしてみては?

注目記事