万博キャラに「いのち」込めて 素敵な愛称待ってます

公式キャラクター(左)とロゴマークに挟まれる筆者
公式キャラクター(左)とロゴマークに挟まれる筆者

大阪・関西万博の公式キャラクターや公式ロゴマークの活用などを通じて万博開催に向けて盛り上げていくのが、機運醸成局企画部の役割です。大阪・関西から全国各地、そして世界で万博の認知を広げ、会場へ多くの方に来場いただけるよう取り組んでいます。

4月18日には東京で開幕3年前イベントを開催し、8人のテーマ事業プロデューサーが、担当するパビリオンの構想を初めて発表しました。

この日、万博のブランディングを推進するためのデザインシステムも発表しました。公式ロゴを生かし、始まりも終わりもないよどみなき「いのち」の循環をコンセプトにしたデザインは、多様な「いのち」の意味を鮮やかな色彩で表現しています。このデザインをさまざまな場面で目にしていただくことで、万博への理解が深まっていくと考えています。公式ホームページのデザインに早速取り入れていますので、ぜひご覧いただけたらと思います。

また、「みんなで共に創(つく)る万博に参加しよう!」との思いを込め、ツイッターなどへの「#Join2025」というメッセージの投稿を呼びかけました。大阪・関西万博は、開催前から関わることができる参加型万博を目指していますが、これもその取り組みの一つです。これまでに企業や団体、自治体、著名人の方々、各国の大使館から発信いただいており、万博へ期待の高まりが広がっていく輪を感じています。みなさんもぜひ、この輪に加わってください。

そして、公式キャラクターの愛称公募が始まっています。受付は5月16日午後3時までで、応募に年齢制限はなく、小さなお子さまの応募も可能です。愛称の決定は今年の夏ごろを予定しています。愛称応募も万博に参加する第一歩になります。豊かな想像力で、公式キャラクターにいのちを吹き込んでいただけることを楽しみにしています。

万博開催まであと3年。みなさんの心の中にある「わくわく」を引き出し、「行ってみたい!」と共感いただけるような万博を共につくり上げたいと考えています。(2025年日本国際博覧会協会機運醸成局企画部長 青山香織)

あおやま・かおり 1998年パソナ入社。2019年6月より出向。総務人事課を経て22年4月から現職。

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