から揚げはタレよりも火入れで決まる!──「銀座 器楽亭」の店主、浅倉鼓太郎のから揚げの作り方

予約困難店のシェフに教わるカンタンかつ楽ちんレシピを紹介!
「銀座 器楽亭」の店主、浅倉鼓太郎のから揚げの作り方
はじめに

「料理合コン」だけでなく、男が通う料理教室も盛況だ。そこで、予約が取れない超人気レストランや知る人ぞ知るビストロ、さらにはマニアックなトラットリアなど、飲み食い賢者・愚者が通いつめる料理店の味に注目! 気鋭のシェフにカンタンにマスターできる料理のレシピを教えてもらった!

網付きのバットの上で5分休ませる。
ギャラリー:から揚げはタレよりも火入れで決まる!──「銀座 器楽亭」の店主、浅倉鼓太郎のから揚げの作り方
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から揚げは火入れだ!

2007年のオープン以降、予約困難の和食店として名を馳せた久我山「器楽亭」が2020年3月、その名を「銀座・器楽亭」と変え銀座に進出した。変わることがない人気の秘密は、浅倉さんの信念である「その日に仕入れた食材を最高に仕立てること」だろう。旬の食材は浅倉さんが独学で究めてきたアイデアによって時代が求める美味へと昇華し、今宵も店を訪れるゲストたちを唸らせている。

その浅倉さんがGQ料理倶楽部のために教えてくれる“毎日食べたくなるレシピ”第2弾は「から揚げ」だ。姉妹店の虎ノ門「虎ノ門酒場 器楽亭+」と田町「水炊き鼓次郎」の名物料理である「から揚げ」のレシピを公開してくれた。

銀座 器楽亭のレシピ第1弾「蒸し焼きハンバーグ」のレシピはこちら

【材料】

鶏モモ肉 200g
合わせだれ(めんつゆ:酒=5:1の割合)20cc
片栗粉 適量
揚げ油 適量
すだち、レモンなど

※基本の材料は上記のみ。好みで下記を加えても良い

しょうが 7g
ニンニク 7g

【手順】

1. 鶏もも肉を切る。
2. ボウルに合わせダレ(好みでニンニク、生姜)を入れ、1の鶏モモ肉を軽く和える。
3. 2に片栗粉を全体の半分くらい付く程度にまぶす。
4. 3を皮が外側になるように端からクルクルと丸めて成形する。再度、表面に片栗粉を付け最後にギュッと力を入れてまとめる。
5. 160℃の油で3分揚げ、網付きのバットの上で5分休ませる。
6. 油の温度を180℃に上げ、5を2分揚げたらまた網付きバットの上で2分休ませ油を切る。
7. 皿に盛り付ける。

浅倉鼓太郎(あさくら・こたろう)

調理師専門学校を卒業後、多国籍料理店に就職する。居酒屋に転職し店長として務める傍、おいしいと言われる店を食べ歩き、独学で料理を極めていく。2007年、久我山に「器楽亭」をオープン。「こういうものが食べたかった」と思わせる浅倉さんの料理に人気が爆発。予約は数カ月待ちという有名店に名を連ねる。裏メニューであった「水炊き」が大評判となり田町に「水炊き鼓次郎」をオープン。2020年3月、久我山から銀座に移転し、「銀座・器楽亭」と店名を改める。

銀座・器楽亭

住:東京都中央区銀座6-5-13 銀座美術館8F
TEL:080-1397-9370
営:17:30〜
休:日曜
公式サイト https://www.facebook.com/kirakuteikugayama/