地球温暖化を意識するため、
ダイバーズウォッチをつけよう
街中でダイバーズウォッチをつけるなんてどうよ? と、今までは思っていた。しかしながら夏は危険なほど暑く、スコールのようなどしゃ降りに見舞われるようになった昨今の東京では、もしかしたらダイバーズのタウンユースは理にかなっているのでは、と考えるようになってきた(筆者は汗っかきなのである)。
加えて、ダイバーズは作りも頑丈だ。リモートワークが多くなり、腕時計を長くつける環境はオフィス内に限らなくなってきた。さまざまなシーンで使い倒せるタフネスは、何といっても魅力。だから今回は、スーツ姿にもレジャーにも似合うダイバーズを推す。あえてこうした腕時計を選ぶことで、温暖化する我々の環境について思いをいたすのは悪くない。
ブラックベイ セラミック
黒でまとめた小粋な顔つきに惹かれた。ムーブメントはC.O.S.C.認定クロノメーターで、15,000ガウスの磁力にも耐える。高性能かつスタイリッシュだ。セラミックケース×レザーとラバーライニングのハイブリッドストラップ(ファブリックストラップが付属)、自動巻き、41mm、200m防水。53万9000円〈TUDOR/日本ロレックス / チューダー TEL:0120-929-570〉
タンブール ストリート ダイバー スカイラインブルー
ダイビング用のカウントアップベゼルが文字盤の内側に配されているため、スマートな顔立ちになっている。目盛りの▽がVになっている遊び心に注目。ポップな色づかいも楽しく、暗いところではスーパールミノバがブルーに光る。SSケース×ラバーストラップ、自動巻き、44mm径、100m防水。94万9300円〈LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL:0120-00-1854〉
ロンジン レジェンドダイバー
文字盤のインナーベゼルにダイビング用カウンターを配した設計。ブラウンのストラップがヴィンテージ感を醸し出す。ケース厚は12.7mmで、ダイバーズなのにゴツさを感じさせないすっきりした作りになっている点がいい。SSケース×カーフストラップ、自動巻き、42mm径、300m防水。31万4600円〈LONGINES/ロンジン TEL:03-6254-7350〉