なんでもない一日の辞典

著者 :
  • WAVE出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866214252

作品紹介・あらすじ

「今日あったことを、どう伝えよう」
ありきたりな日々を紡ぐことばが見つかる。

毎日同じような日常を繰り返していると、
その日見た景色や、抱いた感情をすぐ忘れてしまいます。

でもそんな一日の小さな場面をことばで綴ってみると、
何でもない日常もとても愛おしく見えてくることも。

本書では一日、24時間ごとにその時間で連想する言葉を紹介。
イラストとともに一日の流れを追うことで、語彙が増えるだけでなく、
日々の小さな変化に癒されることもできます。

表現の幅を広げ、日常の愛おしさにも気づける一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 毎日ぼーっとしているうちに「何もない一日」が終わってしまいます。
    そんな日も、気をつければその瞬間心が動いた些細なことがあったかもしれません。その日に見た光景も、抱いた気持ちも「言葉」にしなければ、いつか色褪せてしまいます。

    「言葉が人を創る」・・「言葉」は、人を育てる栄養です。
    そんな「言葉」を何気なく集めたのがこの本。
    でも「読む」のではなく「使う」てこそ「言葉」はイキイキとしてきます。
    まずは、感じたことを「言葉」で表現することです。

  • 日常の何気なく思ったり感じたりすることにも
    実は表現できる言葉が色々あって
    日々を少しだけ丁寧に表現して生きてみたいと思える本。




  • 月に数十冊もの本を読む人は、みんながみんな豊かな語彙力を持っていることになるのでしょうか。知識として知っているだけでは本当の語彙力とはいえなくて、自分の伝えたいことを適切な表現で自由に表せてこそ、豊かな語彙力の持ち主といえるのではないでしょうか。この本は、自分の「言葉の表面だけをすくい取っただけの語彙力」に気づかせてくれました。単純な動作、何気ない日常に溢れている美しい日本語と出会える一冊。

  • 日本語はきれいな言葉がたくさんある。なにかを表現するにもいろんな言い方がある。

  • 一日言葉

  • 読んでいて心が洗われる本

    一日が楽しく感じられる

    この人の感覚をもっと読んでみたいと思ったらすでに読んだことあるやつや読みたい本も沢山書いていた

  • .
    #なんでもない一日の辞典
    #山口謠司
    22/9/20出版

    なにごともない平穏な日常はたんたんと時間が過ぎる

    意識を向ければなにか感じるものがあるはず

    日常にひそむ愛おしさに気づかせてもらえそう

    #日常の愛おしさ
    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本
    https://amzn.to/3SiOaje

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著者プロフィール

1963年、長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学文学部中国文学科教授。中国山東大学客員教授。博士(中国学)。大東文化大学文学部卒業後、同大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現職。専門は、文献学、書誌学、日本語史など。著書に『心とカラダを整える おとなのための1分音読』(自由国民社)『文豪の凄い語彙力』(さくら舎)ほか多数。

「2020年 『語感力事典 日常会話からネーミングまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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