Hit Items Best 5

エンダースキーマのスタッフが教える、人気アイテムBEST 5!

名作スニーカーへのオマージュで一世を風靡、今年10周年を迎えるエンダースキーマのヒット商品は?

デザインも機能もこなれていて、それでいてコストパフォーマンスにすぐれるアイテム。Hit Item Best 5ではおなじみのブランドで人知れず売れているそんなアイテムをそこで働くスタッフが紹介する。エンダースキーマのショップと本社のスタッフへ取材した!

manual industrial products 22 56,000円、shoe lace tag 3,000円(すべて税抜き表示)

アッパー:カウレザー、ソール:レザー

エンダースキーマの名を世に知らしめたオーマジュラインの新作はファーストモデルのローカット・タイプ。精巧なパターン・メイキングもベジタブルタンニンレザーが醸し出す風格も変わらず健在です。スキマ 合羽橋のみの取り扱いとなるシューレース タグにはお好みの英数字や記号を7文字まで刻印できます(大木源太さん、スキマ 合羽橋 セールススタッフ)

slack 36,000円

アッパー:カウレザー、ソール:クレープソール

12月の発売から好スタートを切ったモデルです。スエードのアッパー、ピッグスキンのライニング、ベジタブルタンニンレザーのインソール、そして天然クレープのソールをマッケイ製法で仕上げたこのモデルは病みつきになる履き心地があります。グログランテープのサジ加減もいい。コロンとしたフォルムに絶妙な立体感を生んでいます。履いてみれば意外やシックな印象もあり、即決で購入を決めました。これからの季節、シーンを問わず履ける1足だと思います(中村憲次さん、スキマ 合羽橋 ショップマネージャー)

dumple 33,000円

アッパー:シープスキン、ソール:レザー

アッパーを木型に沿わせる釣り込み。その工程で木型の底面にあらわれるドレープをデザインに落とし込んだのがdumpleです。靴のプロならではの遊び心がたまらず、衝動買いしました。シンプルなコーディネイトのアクセントになってくれるのでなにかと重宝しています。足を包み込むシープスキンの柔らかさはふだんドレスシューズばかり履いている人なら感動すること請け合いです(山本竜也さん、スキマ 恵比寿 セールススタッフ)

assemble bag wide M 19,000円

カウレザー

エンダースキーマといえばシューズのイメージが強いブランドですが、じつは周辺アイテムも充実しています。わたしがいま、もっとも気に入って使っているのがこちらのバッグ。リベットで留めただけのミニマルな構造、ミニマルゆえに際立つガラスレザーの控えめな光沢感がお気に入りのポイントです。オンオフ問わず使える佇まいがあり、かつ収納力も高い。書類の収納にいい長方形のタイプなど全部で2タイプ(それぞれ3色、3サイズ展開)あって、型、色違いで複数お持ちになるエディターやスタイリストの方もいらっしゃいます。わたしは同じシリーズのコインパースをセットで使っています(井上恵さん、PR)

sailor hat with sheep 24,000円

シープスキン

エンダースキーマの隠れたヒット商品、それがsailor hatです。怪しくならない(笑)、ギリギリの(かぶりの)深さ、折り曲げられるつばの構造などどこをとっても非の打ちどころがありません。スエードのモデルをずっと愛用していましたが、たまらずこちらの新作も手に入れました。素材はしなやかなシープスキン。控えめなツヤ感は装いに上品さをプラスしてくれます。撥水加工を施しているので、ちょっとした雨ならしのげます(高桑功太さん、ホールセールスタッフ)

文・竹川圭 写真・小嶋晋介、黒柳悠人