10年着られるスウェット
一枚取りのビッグフードや裾と袖のロングリブといったオーセンティックなディテールを守りながら、フードのコードやポケットを取り払った。そのミニマルでモダンなデザインもさることながら、見逃せないのが18オンスというヘビーオンスのスウェットだ。日本ではほとんどつくれる工場がないというオリジナル・スウェットは、10年着られると謳うのももっともな耐久性がある。
無類のリバースウィーブ（キング・オブ・スウェットと称されたチャンピオンのシリーズ）好きだったデザイナーが立ち上げたイーストファーイーストは、デザイナーが“ガチで好きなオンス、サイズ”をかたちにしているという。イーストファーイーストと名づけたのは、生産を請け負ってくれた工場への敬意のあらわれだ。探し当てた工場は東東京にあった。
ちなみに、このスウェットは色合いも魅力のひとつだが、きほん、売り切れ御免で2度と同じ色は登場しない。ゆえに気に入ったら迷わず手に入れなければならない。
「今日のいいもの」の一覧はこちらへ！
文・竹川圭 写真・小嶋晋介、黒柳悠人 スタイリング・稲垣友斗、飯垣祥大