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新型スズキ・ハヤブサが13年ぶりにフルモデルチェンジ!

2月5日、スズキは、大型バイク「ハヤブサ」の新型を発表した。
スズキ SUZUKI HAYABUSA ハヤブサ 隼 バイク BIKE
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1999年に登場した初代ハヤブサは、最高速度が300km/h超に達し、市販最速モデル(当時)として確固たる地位を確立した。¥

新型ハヤブサは、初代から数えて3世代目。初代から続く開発コンセプトである「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」はそのままに、空力性能や走行性能をさらに進化させた。

初代ハヤブサ(GSX1300R Hayabusa)。1998年9月に開催された「ドイツインターモトショー98」で発表され、1999年に販売開始された。

外装は、シャープかつエッジの効いたスタイリングが特徴だ。ボディカラーは、フロントフェイス左右にある吸気口、ボディー側面、リアまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを使った2トーン。また、吸気口の縁にはポジションライト組込型のターンシグナルをスズキの二輪車として初採用したという。

1340ccの直列4気筒ガソリン・エンジンは、電子制御スロットルの採用や吸排気機構の変更などにより、低中速域における出力とトルクが向上した。最高出力は190ps/9700rpm、最大トルクは150Nm/7000rpmに達する。欧州で2020年より新型の二輪車を対象に導入されている新しい排ガス規制「ユーロ5」に対応しているそうだ(欧州仕様車)。

最高出力は190ps/9700rpm、最大トルクは150Nm/7000rpmに達する。

電子制御システム・パッケージ「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を新たに搭載した。S.I.R.Sには「SDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)」という、出力特性やトラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御を設定パターンから選択できる走行モードシステムや、設定速度を超えないようにするスピードリミッター(二輪車で世界初)およびクルーズコントロールなどが含まれる。

新型ハヤブサは2月末頃から欧州、北米、日本など全世界で順次販売開始される。価格は今後明かされるとのこと。

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文・稲垣邦康(GQ)