2015年に登場した第4世代のプリウスに、ブラックの専用パーツを多数装着したBlack Editionが、S“ツーリングセレクション”およびA“ツーリングセレクション”に設定された。
外装は、17インチ・アルミホイールやリアバンパーなどがブラックになる。くわえてS“ツーリングセレクション・Black Edition”にはLEDフロントフォグランプや、センターピラーにブラックの加飾を施している。ボディカラーは特別色の「プレシャスブラックパール」を含む全6色を用意した。
特別仕様車の内装には、ブラックのシフトノブやフロントコンソールトレイ(カップホルダー2個付き)、アルミペダル、大型コンソールボックスなどを特別装備。ブラックの合成皮革を使ったフロントシートには、2段階に温度を切り替えられるヒーター機構が付く。
改良を受けた新型プリウスのインパネ上部には新たに8インチのディスプレイ・オーディオが設置(Eグレードを除く)され、一部グレードのエアコンには、ウイルスや菌の増殖を抑制する弱酸性の「ナノイー」を放出するシステムが搭載された。
プリウスBlack Editionの価格は、294万7000円(S“ツーリングセレクション“ベース)/321万6000円(A“ツーリングセレクション”ベース)。
文・稲垣邦康(GQ)