今年もコラボが豊富
ビームスが2022年春夏コレクションの展示会を開催した。毎シーズン多種多彩なコラボアイテムが発表されているが、今回も注目アイテムが目白押し。なかでも『GQ JAPAN』のエディターがとくに惹かれた最新アイテムを紹介する。
エンジニアド ガーメンツ×ビームスの人気タッグの新作は、エンジニアド ガーメンツ定番のロイタージャケットをトロピカルウールで仕立てたもの。アメリカンクラシックな4ボタンスタイルだが、着心地が軽やかで気負わずに羽織れるのが魅力だ。白シャツとネクタイや、洗いのかかったワイドなデニムなどと合わせたい。
マイケル クラシック アパレルは、1989年創業のアメリカン・ブランド。フロントの留め具が特徴のこのコートは、2021年春夏シーズンにビームスFがマイケル クラシック アパレルに別注したアイテムがベースだ。カラーリングも相まって重たそうな印象だが、実は軽くて動きやすい。すこし大きめなサイズで着こなすのがよさそうだ。メイド・イン・USAなのもポイント。今シーズンは、オーセンティックなアメリカンブランドのコラボアイテムが気になる。
日本のファッションブランド、シュタインの別注セットアップは、過剰ともいえるかなりのオーバーサイズがキモ。フェイクレザーのオーバーサイズ・ダブルブレストジャケットは珍しく、普段セットアップを着る人にも新鮮に映りそうだ。イタリアのBARTLOZZ社がデザインした柔らかなフェイクレザーは、ドレープ感が◎。
対面の仕事が増えてきた昨今にぴったりなのが、このドキュメントケースだ。ハンドルが付いていて13インチのPCも入るので、人によってはコレ1個で仕事用の道具はすべて収納できそう。ペンやパスポート、カードケースなどを小分けにできるポケットが付いているので、利便性はバツグン。ブラックのほかに、ネイビーの展開もあり。
写真・高橋絵里奈 文・近藤玲央名(GQ)