うがい薬めぐり大阪府に電話450件 大半が抗議

うがい薬の活用について話す大阪府の吉村洋文知事=4日、大阪市中央区の大阪府公館(前川純一郎撮影)
うがい薬の活用について話す大阪府の吉村洋文知事=4日、大阪市中央区の大阪府公館(前川純一郎撮影)

 大阪府の吉村洋文知事らが新型コロナウイルスの感染防止策としてうがい薬の使用を呼び掛けたことを受け、発表翌日の5日だけで約450件の電話が府に寄せられていたことが6日、分かった。「店頭から品物がなくなり買えなかった」「混乱を招くような発表はやめるべきだ」など大半が抗議の内容だという。

 電話は一般の府民だけでなく、薬局や医療従事者からもあり、担当部局などにかかってきた。「批判に負けずに頑張って」など支持する声も一部あった。

 吉村知事は6日「予防効果があるかないかは分からないし、治療薬でもない。不要な買い占めは控えていただきたい」と改めて呼び掛けた。

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