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タイのバンコクへ、女子ひとり旅④ アユタヤ遺跡、ワット・ポー、ワット・アルン。

こんにちは、編集KIMです。
旅に来たのだから、名所に行こう。
と、思いたって、アユタヤ遺跡に行ってきました。個人旅行で訪れていても、こういう郊外の遺跡などは、やはりツアーに参加するのがおすすめ。なんてったってガイドさんがつくので、細かく歴史を教えてくれるし、ひとり旅の私のような人も遺跡を背景に写真撮ってくれたりするので。バンコクとは異なり青空が美しいアユタヤの風景を数枚。

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タイのお坊さんの袈裟と同じイエローです。

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オモロ顔の涅槃像もあります!

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茫漠としているけれど、きれいでしょう?

KIMが感心したのは、タイの王様は心優しいから、遠い山から大きな岩を切り崩し、民に運ばせるようなことはしなかったのだそう。だからアユタヤ遺跡はほとんどレンガでできているのです。焼いて造る人工的な素材です、つまり。だがしかし、象も歩くので、分厚く壁を造らねばならなかったそう。たくさんの仏像の顔が盗まれ、壊され、仏像内部に金(ゴールド)が隠されていないか、近隣諸国から脅かされたそうです。

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ちょっと珍妙! こんな根っこに囲まれた仏像も!

バンコク市内では、ワット・ポー(涅槃仏寺)が一大観光地。でも駅からあやまってトゥクトゥク拾っていってしまったら、高い高い! もちろん現地価格に比較して、なのですが。エアコンで心地いい乗用車のタクシーよりも、こっちが高価格という矛盾……。
う~~~ん、トゥクトゥクはうまい位置にいるから、思わず乗ってしまったのだが。まあそれにしても、このぼったくり感もタイの観光カルチャーですね。

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巨大。とにかく巨大。

ワット・ポーは、黄金の巨大涅槃仏が有名なお寺です。全長46m、高さ15m。写真では迫力は伝わらないと思うのですが。バンコク最古の寺です。敷地内でマッサージスペースがあったり(もちろん有料)、観光地としてできるかぎりのことをやってしまっているのですが、とにかくこの大きさと、反対側にある足の裏まで、美しく装飾があります。バラモン教の言葉が書かれているらしいです。

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象嵌細工のような作りです。左側が足指なのですが、ここに指紋がくっきり描かれているのです。

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黄金の仏像。信心深い人々が祈りを捧げていました。

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仏像がずらりと並べられた回廊。

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亡くなられたプミポン国王の肖像画が飾られた空間なのですが、上から吊られている飾りがあまりにも愛らしくて思わずパチリ。このロマンティックでスイートな装飾は、タイのファッションにも通じているように思えました。

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コレ、KIMがすご~~~く興味を持った、花で作られた数珠のようなもの。ジャスミン、バラ、マリーゴールドなどで作られていて、近くを通るだけで芳しい香りがします。

さて、その後、同じくバンコク市内でチャオプラヤ川を挟んで向いにあるワット・アルン(暁の寺)に向かいました。渡し船の料金は12円くらいでした。乗り場に行くまで市場のような場所を通っていくので、アジアのカオスがあっておもしろい。

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この水飛沫、浴びたくなーい!

ここは三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台です。
白地の鮮やかな陶器を埋め込んで文様や形を造ったこの寺の外観のラブリー度数はマックス!!!! 女子であれば、間近で文様をじっくり眺めたくなること間違いなしです。ヨーロッパの女性たちが、すごい勢いでシャッターを切って、いろいろな角度から撮影していました。連続模様で作られているのも、素敵なのです。

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人像はちょっと笑っちゃう表情ですが、壁の模様見てください。可愛い!ホントに!チロリアンテープみたいな感じもあります。

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実際の陶器が埋め込まれています。豆皿などが花びらになっていたり。

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仏像が並ぶ回廊も、ワット・アルンの場合は壁がラブリー。

 

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