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東京ノスタルジック百景 失われつつある昭和の風景を探しに 単行本 – 2017/1/11

5つ星のうち4.1 41個の評価

2020年を見据え再開発が進む東京。ノスタルジックな「昭和の風景」が続々と消えるなか、今もわずかに残る
猥雑でエネルギッシュな風景・建物を目に焼き付けたいと思いませんか? 本書ではそれらをただ切り取り解説
するのではなく、戦後その地で生き、様々な思いを込めてきた人々の生々しい声も収録。東京中を歩き回り、時に
叱られ時に激励されながら、郷愁の街に潜入した渾身のルポ。

【目次】
ニュー新橋ビル / 中銀カプセルタワービル / ソニービル / 三原橋横丁 / 旧電通本社ビル /
晴海倉庫群 /今川小路 / 神田小路 / 丸三横丁 / 西銀座JRセンター・インターナショナルアーケード /
築地市場 / 大塚三業地 / 美久仁小路・ヤミ市酒場横丁 / スバルビル・新宿の目 /
ストリップ劇場TSミュージック / 渋谷駅 / 浅草地下街 / 花やしき / 辰巳新道 / 立石呑んべ横丁 /
駄菓子屋高橋商店 / 都営団地 / グランドキャバレーレディタウン / 下北沢駅前食品市場 /
ザ・スズナリ・鈴なり横丁 / 行商 / 路上靴磨き職人

【著者について】
編集者・ライター。出版社勤務を経て、タウン誌の編集長、街歩き系ムックや雑誌の企画・編集を経験。
独立後は編集集団・(株)フリートの代表取締役を務める。現在までに100冊以上の媒体の企画・編集を行う。
同時にライターとして、【戦前戦後・昭和・横丁・立ち飲み屋・大衆食堂】などをテーマに街歩き関連の記事を多数執筆。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 世界文化社 (2017/1/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/1/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 128ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4418172009
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4418172009
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 41個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
41グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2021年6月5日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    郷愁注意報、あの頃にトリップ。
    夢は枯れ野を駆けめぐるっつてか。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年6月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    戦後間もない昭和30年代生まれとして、実は行ったこともない場所の方が多いのだが、自分が体験した街の記憶と重なって大変懐かしく当時を思い出した。
    仕事を始めてからの新橋の駅前も、こんな感じだったと甦ってきた。
    高齢者の仲間入りした身としては、ホッとする光景だった。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年2月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    久々に骨のある街本を発見

    この手の昭和のスポット本、廃墟系?本は、誰とも対話せず資料くびったけで、
    一人よがりに建物や路地を品定めする知識ひけらかし系か、いつものおきまりの昭和風情おしつけ本ばっかりでうんざりしてたけど、この本は町の人への対話があるのがいい。

    それと文章は猛烈に面白い。読ませる。(バランスがいいのかな)

    ただ…
    なくなる場所ばかり取り上げているのがいかがなものか。少しさみしい。別にまだまだ健在の横丁や古い建物も取り上げてもいいのではないか。

    あと地図がない!東京在住ならいいが小生のように地方者だと地図があると助かるのですが!

    まあガイドというより、読んで楽しむ部類の本だからいいのかもしれないが。
    21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年10月13日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ぼーっと写真を眺めているだけでも癒されます。それぞれの場所にそれぞれの個性が間違いなく存在していました。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年1月13日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    私の近所が載っていたので、何気ない気持ちで買ってみた
    普段住んでいると、日常すぎて気付かない「匂い」というか「臭い」を
    上手に嗅ぎ分けて取材されている

    東京の新しく、格好良く、豪華なランドマークを巡るのもいいが
    一見閉鎖的で、実に開放的な昭和のリアルな生活・文化・歴史を巡る街歩きも楽しそうだ
    平成の終わりにもう一度昭和を感じたくなった一冊
    21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2018年8月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    kindle本の日替わりセールで目に付き購入しました。iPadで読むのに最適です。かねてから東京ものには興味があり、よく購入していますが、これはまた別の視点で意外な場所、ものにスポットを当て、写真付きで楽しめます。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2018年8月17日に日本でレビュー済み
    コメントも面白いが写真集に近いと思う。

    かなり昭和ノスタルジーだが、東京オリンピックに向けどんどん壊されるらしいので、これを見て訪れるなら今しかないのかなとも感じた。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年4月20日に日本でレビュー済み
    『東京ノスタルジック百景――失われつつある昭和の風景を探しに』(フリート横田著、世界文化社)は、消えつつある昭和の匂いがぷんぷんする写真集です。

    「古い街並みをグッとくるか否かで見、感情に流されながら描いてみたものである」。

    本書では、残念ながらその姿を消すことが決まったものを信号機のように「赤」、そのままの姿では存続が難しくなってきたものを「黄」と色分けし、各風景の名前の横に小さな○マークで表示しています。

    新橋駅日比谷口真ん前にあるニュー新橋ビル(黄信号)――「東京には暗がりが必要だ。ニュー新橋ビルには、それがある。・・・東京には、こんな洗練とは程遠く、雑多でありながらもどこか懐かしい場所、暗がり、がまだある。光の下では我々はまぶしくて生きられない。暗闇に逃げ込んで一息つきたい。『ニュー新橋ビル』は、それをかなえてくれる『おじさんのゆりかご』なのである」。私は今も時々ここで仲間と一杯やるのですが、このごった煮のごとき空間は、なぜか心が落ち着くのです。

    今川小路(黄信号)――「神田駅から線路沿いを南に数分歩き、細い路地を抜けると『今川小路』、と暗赤色で大書された看板が見えてくる。その下まで行けば思わず息を呑む。そこに、昭和20年代築の木造2階建ての飲み屋がギュッと建て込む、誠に小さな横丁が突如現れるから。高架橋が作る翳の下、ほんの小さなスペースに、高度経済成長前夜の東京の一場面がいまも保存されている」。会社から近かったので、ここの一杯飲み屋で議論を戦わせたことを懐かしく思い出します。

    西銀座JRセンター・インターナショナルアーケード(黄信号)――「知ることは悲しみなのか、有楽町の謎の幻想通路。・・・窓がなく日の差さない秘密の通路。通路に面して店舗が連なって入っていたようだが、いまはほとんどシャッターが下り、ひと気が少ない。暗いコンクリートの色味、蛍光灯の青白い光、それらに囲まれ奥が見えない不安感を抱きながら歩いていくと、とてもここに書けないような東京の暗部に出くわす・・・ということは特にない。けれど、不思議な魅力は確かに持った『西銀座JRセンター』という一角が、有楽町駅・新橋駅間の高架下にある」。この寂れた感じが強烈に漂う通路を実際に歩くと、どこか外国に来たかのような錯覚に襲われます。

    どの風景も、赤信号、黄信号ばかりなのが、気がかりです。
    13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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