驚くようなディスプレーの数々が店中に置かれている。
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米トイザらスが連邦破産法11条の適用を申請、経営破たんした。
同社によると、現時点での店舗の閉鎖や営業時間の変更は一切ないと言う。
主力のおもちゃとベビー用品で、オンライン小売業と競合、苦戦を強いられていた。
ecommerceDB.comのデータによると、この2つのカテゴリーだけでも、アマゾンはトイザらスに比べ、2倍以上を売り上げている。
破産法11条の適用を申請したトイザらスの店舗に変化はあるのか? Business Insiderは、ニューヨークのタイムズスクエアにあるトイザらスのポップアップストアを訪れることにした。
結果、我々はアマゾンの脅威の大きさを知ることになった。
タイムズスクエアにある期間限定のポップアップストアがこちら。
オープン当日、入口で出迎えてくれたのは、キリンのジェフリーだ。
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店に入って、まずその整った陳列棚に驚いた。
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平日の日中にもかかわらず、店内は買い物客で賑わっていた。
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クリスマスシーズンに向けた売れ筋商品をチェック。こちらは「イマジネクスト」のバットマン・ロボットだ。見本が置かれているので、買う前にどんなおもちゃか試すことができる。
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店は3つのフロアに分かれている。メインフロアには注目商品やライセンス商品が、上のフロアにはレゴブロックなど、小さな子ども向けの教育玩具が、下のフロアにはリモコンの車やバイク、屋外で遊べるおもちゃが並ぶ。
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地下鉄をイメージしたディスプレーは、このポップアップストアがニューヨークをテーマに作られていることを示している。
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メインフロアのこのセクションは、ディズニーとスター・ウォーズに捧げられている。
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巨大なキリンのジェフリーが、一緒にセルフィーを撮ろうと誘っている。
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『スター・ウォーズ』のレイやBB-8、『怪盗グルーのミニオン大脱走』のミニオンなど、店内には数々のレゴブロックで作られたフィギュアが飾られている。
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もちろん、レゴブロックのコーナーもある。
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陳列棚はたくさんのおもちゃで完璧に埋まっている。間違った場所に置かれたものは1つもない。
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唯一の例外は、フロアの真ん中に取り残されたトーマスのこのおもちゃだけ。
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値下げタグの付いた商品は1つもなかった。
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店内に観覧車があった以前の店舗のような、多くの人が集まる「体験」はない。
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だが、子どもたちは「マジック・ミラー」で遊べる。
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「プレイラボ(PlayLab)」のコーナーも、子どもたちが実際におもちゃで遊べる場所だ。
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下のフロアには、屋外で遊べるおもちゃや、子ども用の自転車が並んでいる。試し乗りができる小さなトラックもある。
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店舗には何の問題もなさそうだ。それでもアマゾンのeコマース・モデルに脅かされているのだ。
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オンラインで注文した商品は、レジで受け取ることができる。それぞれのフロアのレジ前には、クリスマスシーズンの混雑を念頭に入れた十分なスペースも確保されていた。
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(翻訳:編集部)