ベースは1969年モデル
月へ到達した腕時計、オメガのスピードマスターから新たに限定モデルが発表された。オメガの新作「スピードマスター アポロ11号50周年記念 リミテッドエディッション」で、これは1969年に限定で作られた18Kイエローゴールド製「スピードマスターBA145.022」のデザインがベースになっている。このモデルは1969年11月に米・ヒューストンで開催された晩餐会で、当時の米大統領のリチャード・ニクソンから宇宙飛行士たちに贈呈された腕時計でもあった。1969年版のケースバックには“to mark man’s conquest of space with time, through time, on time”と刻まれている。
今回の限定モデルは、従来の18Kゴールドよりも淡い色合いに仕上げられた18Kシャインゴールドをケース、ブレスレット、ダイアルとインデックス・ベゼル、そして時・分針に用いている。ベゼルリングはセラミック。ムーブメントは新しい手巻きのマスター クロノメーター キャリバー3861を採用。なお、ケースバックは1969年モデルと大きく違い、シースルーで限定番号や“1969-2019”といった年号、そして“THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON”などの刻印が施される。
また1969年のオリジナルモデル用の特製ボックスから着想を得て作成した月のクレーターを模したスペシャルボックスが付属する。
2019年夏発売予定。世界限定1014本は今回も争奪戦必至だ！
