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【『嵐』即日完売したwith12月号の対談(前編)を特別掲載】『5_FOR_20Y 嵐という奇跡について』

完売御礼のwith12月号より、スーパアイドルグループ、嵐のインタビュー記事を特別にweb公開! 嵐を語るだけで、そこには愛と優しさが溢れ、言葉によって彼らのユートピアが綴られていく。彼らと同じ時代を生きているとき、私たちは、〝嵐という奇跡〞の目撃者になる――。
 この人たちだったから、 ここまで一緒にやってこれた(櫻井)

「今、心の中に湧き上がる感情は、まず"驚き"と"嬉しさ"。それにファンの皆さんとスタッフとメンバーへの"感謝"。その3つですね」(櫻井さん)

1999年11月3日にデビューした嵐は、間もなく"20周年イヤー"に突入する。あらためてそれについての感想を聞くと、櫻井さんは冒頭のようなコメントをした。
「20周年を目標として日々やってきたわけではなくて、今日とか明日の積み重ねでしかないから。まぁ、よくこんなに長く続けられたな、という驚きがまずあります。でも、"20年〞という年月自体には、特に思い入れはない(笑)。ただ、僕らが子どものときのアイドルグループって、華々しく活躍する期間は短くて、10代でデビューしても、20代の中頃にはもう解散している事が多かったと思うんです。だから、自分たちが40手前までできているなんて想像してなかったし、想像してなかったからこそ嬉しいですし、その一方で、5人だけじゃ何もできなかったという思いもある。だから、驚きと嬉しさと感謝なんです。ここまで続けてこられた理由? それは、〝この人たちだったから〞だと思いますよ。横にいるのが、隣にいるのが、この人たちだったというのが大きいと思う。当時のJr.で特別に仲よかった5人が集まったわけじゃなく、無作為に、嵐になるために急遽、この5人になっただけだったから。続けてこられたのは、ひとえにメンバーの人柄あってこそ。それはもう奇跡ですよね、本当に。だって、もし学校で同じクラスだったら、同じグループにいないと思いますもん。そんな人たちが、お互いに尊重しあいながら、よくやってきたと思いますよ」(櫻井さん)

人間の力の及ばない、超自然現象のことを人は〝奇跡〞と呼ぶ。浮き沈みの激しいエンタテインメントの世界で、デビューから変わらぬメンバーで、歌、ダンス、バラエティ、芝居、キャスターなど、様々なジャンルに進出し、目覚ましい活躍を見せている彼らの存在はまさに奇跡だけれど、その"奇跡"は、「たまたま5人に才能があって、それぞれ性格も良くて、相性も良かった」から生まれたわけではない。二宮さんは、長く続けられた理由について、「う〜ん……」と、随分長く考え込んだあと、こんな風に答えた。

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