元NHKアナウンサー、有働由美子氏(49)が27日、新潮社から文庫本のエッセー「ウドウロク」を発売。その中でV6の井ノ原快彦(41)に最初にNHKからの退職を相談したことを明かしていることが25日、分かった。
同著は2014年に単行本で発売した初エッセーの文庫版で、今回書き加えた「はじめに」と「あとがき」で退職前の心情を吐露。それによると、8年前から朝の情報番組「あさイチ」を続けてきたが、ベテランゆえにいつ後進に道を譲るかという問題と「いつまでも現場にいたい」という思いの間で数年前から板挟みになった。
その結果、組織の中では現場を続けるエゴは通らないと判断、「考え抜いた末に、組織を離れる決断をしました」としている。そして、誰よりも早く相談したのが「あさイチ」でともに司会を務めた井ノ原で、「有働さんが決めたのなら、それが一番良い判断。応援します」と言ってくれたという。