Facebookの社内恋愛ルール。同僚をデートに誘っていいのは1回まで!

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  • author そうこ
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Facebookの社内恋愛ルール。同僚をデートに誘っていいのは1回まで!
Image: achinthamb / Shutterstock.com

1度でキメろ!

ネタ元のWall Street Journal紙(WSJ)が、Facebook(フェイスブック)における社内恋愛のルールについて報じています。Facebookのルールは、外から見ても「それなら、アリだな」と思えるもの。職場の人をデートに誘っていいのは、1回だけ

毎日顔を合わす会社の人々だからこそ、恋に落ちるかもしれない。でも、落ちなければ煩わしい。社内恋愛ダメと言われると味気ないけれど、応援されてもうっとおしい。だからこそ、チャレンジ1回はOKというのは、中立で理解あるルールに感じます。WSJの取材に応じたFacebook担当者は、デートに誘われた場合、どういう返事が「NO」にカウントされるかまで解説。いわく、「ちょっと忙しい」や「その日は無理」というやんわりしたお断りもNO判断となります。相手の誘いを受けたからといって、HR部署へ連絡する必要はありませんが、1度断ったのにモメるなどした場合は、HRチームが力になってくれます。

社内恋愛に関するルールを設けているのは、何もFacebookだけではありません。2004年、Google(グーグル)が初導入。これは、職場の力関係が恋愛関係にまで持ち込まれないようにと社員に配慮したもの。ただ、Google担当者いわく、デートに誘っていい回数などの詳細までは正式に定められていないといいます。Googleルールには、社内恋愛で問題が生じてしまった場合は、職場環境の変更や当事者2人とも(またはどちらか)の雇用契約を終了せねばならない場合もあると記載されています。HRにとって、社内恋愛は、当事者2人の問題と放っておけることではないのです。

Facebookのルールは比較的ハッキリとしたものですが、もちろんデートの誘いだと判別が難しい場合も多々あるようです。2015年まで4年間Googleに在籍した元社員のAnna Woodさんは、WSJの取材にて、同僚との飲みのつもりで、デートだったのかよくわからなかったことがあるとコメントしています。

パワハラやセクハラ問題が今まで以上に問題視される昨今、社員の恋愛にも気を配るべき必要があるのでしょう。もちろん、その根本は対外的アピールではなく、社員みんなの働きやすい環境作りのためですけどね。

中には、本気度をみたいから、デートの誘い1度目は断るなんて自分ルールがある人もいるでしょう。でも、それFacebookなら通用しません。気になる相手には、素直にね。


Image: achinthamb / Shutterstock.com
Source: WSJ

Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US[原文
(そうこ)