Pingdomは2018年1月18日(米国時間)、「Does Page Load Time Really Affect Bounce Rate? - Pingdom Royal」において、Webページの読み込み時間が長くなるほど、ユーザーはそのページからすぐに離れていくと伝えた。

Webページの読み込みにかかる時間が2秒までは直帰率は9%ほどだが、3秒を超えると一気に直帰率が増え、5秒になると38%まで増えている。ページの読み込み時間は2秒または3秒までに抑えることが、ユーザーをページにとどまらせる上で効果的と見られる。

  • Webページ読み込み時間と直帰率グラフ - 資料: Pingdom提供

    Webページ読み込み時間と直帰率グラフ - 資料: Pingdom

Webページの読み込み時間は2秒以内に抑えるべきとよく言われるが、Pingdomに掲載されたグラフ/データもこれを裏付ける結果を示している。Pingdomの調査によれば、Webページの平均読み込み時間は3.21秒としており、急激に直帰率が増え始めるギリギリに位置している。

Pingdomの調査によれば、Webページの平均サイズは2016年には2469kBだったが、2017年には900kBほど増加して3422kBまで増えている。先日、Googleはモバイル向けの検索結果ランキングにページの表示速度も反映させると発表。コンテンツサイズが増え続ける状況にある中、Webページの表示をどこまで高速化できるかは、今後、さらに重要性を増すと見られる。