(セ・リーグ、広島5-4DeNA、23回戦、DeNA12勝11敗、14日、マツダ)広島がDeNAに競り勝ち、優勝へのマジックナンバーを「1」とした。マジック対象の2位・阪神が巨人を相手に延長に突入。阪神が敗れれば広島の優勝が決まったが、引き分けに終わったため、37年ぶりのリーグ連覇は16日のヤクルト戦(マツダ)以降に持ち越しとなった。
両チーム無得点で迎えた二回、先頭の4番・松山がDeNAの先発・今永から右中間へ13号ソロを放ち先制。続く新井の左中間二塁打と安部の犠打で一死三塁とすると、7番・バティスタが左前適時打を放ち、2-0とした。
三回に広島の先発・ジョンソンは一死満塁のピンチを招くと、ロペスに2点二塁打を浴びるなど3点を失い、逆転された。しかしその裏、二死三塁とすると、松山が左前適時打を放ち3-3とした。
広島は四回、先頭のバティスタが右中間へ10号ソロを放ち、4-3とした。七回にDeNAに同点とされたが、八回に一死二、三塁からバティスタの右犠飛で勝ち越し点を奪った。