2024年 4月 18日 (木)

ローチケ「キャンセル騒動」まさかの結末  告発ツイート「事実ではなかった」と発表

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   ローソンチケット(以下、ローチケ)で購入したミュージカルのチケットが、取り消し手続きをしていないにも関わらず「キャンセル扱い」になったとの主張がツイッターに寄せられていた問題が、まさかの結末を迎えた。

   ローチケを運営するローソンHMVエンタテイメント(東京・品川区)が2017年9月6日、問題のツイートを投稿したユーザーと連絡を取り状況を確認したところ、投稿の内容が事実ではなかったことが確認できた、との文書を公式サイト上で発表したのだ。

  • 騒動はミュージカル「刀剣乱舞」のチケットをめぐって起きた(画像は公式サイトより)
    騒動はミュージカル「刀剣乱舞」のチケットをめぐって起きた(画像は公式サイトより)
  • 騒動はミュージカル「刀剣乱舞」のチケットをめぐって起きた(画像は公式サイトより)

当初はローチケ批判が相次いだが

   今回の騒動の発端は、あるツイッターユーザーが9月2日に寄せた投稿にあった。購入したミュージカル「刀剣乱舞」のチケットが、自身が取り消し手続きを取っていないにも関わらず、ローチケ側から「チケットをキャンセルされた」などと訴えたのだ。

   この投稿はネット上で注目を集め、ローチケ側の対応を非難する書き込みが相次ぐ騒ぎになった。だが、ローチケ側が9月4日、今回の騒動について調査したが「事実の確認はできなかった」との文書を発表したことで、事態は急展開を見せた。

   5日のJ-CASTニュースの取材に、ローソンHMVの担当者は「チケット入金の事実自体がなかった」と断言。投稿者はローチケ側の担当者と何度も連絡を取ったとしていたが、ローチケ側が「問い合わせすらなかった」としていた。

   このように、ローチケ側と投稿者の主張が大きく食い違う状況となったことで、ネット上では騒動の進展および「トラブルの真偽」に注目が集まっていた。

   その後、9月6日になって事態はさらに進展。ローチケ側が、問題のツイートの投稿者と5日にコンタクトがとれたとして、

「状況の確認を行ないましたところ、入金はされておらず、従いまして『入金後のキャンセル』及び『当社からのメール配信』という事実は無かったことが確認されました」

と発表したのだ。続けて、「弊社のシステム/サービスに問題がないことを確認いたしましたので、引き続き、安心してご利用いただけますようお願い申し上げます」としている。

投稿者が「事実ではなかった」と認めた

   いったい、どういうことなのか。ローソンHMVの広報担当者は6日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「投稿者の方と電話で連絡を取ることができ、状況を確認しました。その通話の中で、投稿者の方が『ツイートの内容はすべて事実ではなかった』と認めました」

と説明した。

   今回の件について、ローチケ側は虚偽の内容を発信したことについて投稿者を「注意」したというが、法的な対応を取る予定については「現状では考えていない」とした。

   一方、問題のツイートを投稿したユーザーは6日昼、

「お騒がせしている件についてこの度、先方様とお話し合いの末、見解の相違がありました。先方様とは無事すべてのお話はついております。お騒がせして申し訳ございませんでした」

と投稿。問題となった投稿を含め、以前のツイートをすべて削除している。

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