40億ドル規模のキャピタル、テック大手企業、業界をリードする暗号資産プロジェクトが東京に集結

TEAMZ, Inc.は、4月6日と7日、東京の虎ノ門ヒルズにてTEAMZブロックチェーンサミットを開催
4月6日と7日の先週末、TEAMZ, Inc.は、東京の虎ノ門ヒルズにてTEAMZブロックチェーンサミットを開催しました。世界中から数千人規模の方々がこのサミットに参加しました。今回のコンセプトは、従来の金融をブロックチェーンエコシステムと融合することであり2日間のイベントは大盛況に終わりました。

4月6日と7日の先週末、TEAMZ, Inc.は、東京の虎ノ門ヒルズにてTEAMZブロックチェーンサミットを開催しました。世界中から数千人規模の方々がこのサミットに参加しました。今回のコンセプトは、従来の金融をブロックチェーンエコシステムと融合することであり、それは期待通りの結果でした。

共催:金色財経(Cointime)、SoarEx

スポンサー:XYO、Z-POP DREAM、Trust Exchange、 Coinbene、Bastion Pay、Somesing、NEVULA、MARK.SPACE、Minebest、YYGG、Fight To Fame、Coineal、QTUM、Gubi、CoinCasso、GTP、Starbox

レッドカーペットガラスポンサー:Hublot

Franklyn Richards氏 – ブロックチェーンの価値

サミットはLitecoin HausのCEOでLitecoinのディレクターを兼任するFranklyn Rechards氏による「ブロックチェーンの価値」に関するキーノートで始まりました。Franklyn氏はブロックチェーン技術活用とその背景にある目的、これらがどのように他の業界を改善、成長させることができるかについて語りました。

Anthony Pompliano氏 – ブロックチェーンとデジタル世界への移行

サミット2日目の最初の登壇者はOff The Chainポッドキャスト、かつ、 Morgan Creek Digitalの創業者であるAnthony Pompliano氏(通称“Pomp”)がデジタル世界への移行に関するキーノートを行いました。

Anthony Pompliano氏がTEAMZ Blockchain Summitに参加したことが、Twitter上でBinanceのCEOであるCZからも注目を集めました。 CZからコメントされたのはLamboNowとTokyo Supercars協賛のランボルギーニとの写真で、Pomp氏はCZのような業界リーダーたちから多くの“Like”をされました。

Pomp氏のビジネスパートナーであるJason A. Williams氏もPomp氏についてTweetしました。

Microsoft、LINE、富士通、IBM、オラクル – ブロックチェーン業界においてイーロン・マスクのような“超人”は必要か?日本の大手企業からみるブロックチェーンの新しい動向

サミットの最初のパネルでは、日本マイクロソフトの西脇 資哲氏、LINEの砂金 信一郎氏、富士通総研の松本 泰明氏、日本オラクルの大橋 雅人氏、日本IBMの平山 毅氏が登壇し、ボードウォーク・キャピタルの創設者である那珂 通雅氏がモデレーターを務めました。

このパネルは、日本と世界の大手企業を代表する5社がブロックチェーンの進展について議論を行い、ブロックチェーン業界にとって大きな前進でした。

Travis Kling氏 – 過去の市場分析を通して、仮想通貨の現状をみる

Bitcoinチャートに関する話は、サミットの参加者の間で間違いなく大きな関心事の一つでした。 Ikigai Asset Managementの創設者兼CIOであるTravis Kling氏は、キーノートの中で彼の暗号資産市場に対する分析の洞察について参加者へ提供しました。

Ben Goertzel氏 – 分散型AI

Dr. Ben Goertzel氏は、ブロックチェーンベースのAIプラットフォーム(分散型AIネットワーク)であるSingularityNETのCEOであり、Hanson Roboticsのチーフサイエンティストでもあります。 彼は分散型AIとそれが私たちの社会に何を意味するのかについてスピーチを行いました。 またAIの力を大手企業の管理対象外にする必要性を強調し、平等を確保するためにそれを分散化する必要性があると話しました。

Tim Smithe氏 – ブロックチェーン未来のフロントランナー

Fight to Fameのグローバルオペレーションズ代表であるTim Smithe氏はボクシングをトークン化するという彼のビジョンを詳しく述べました。 パートナーのMike Tyson氏と共に、Fight to Fameはボクシング業界で使用できるトークンを作成したいと考えています。彼らは恵まれないファイターに、より良い生活を送るための機会を提供するリアリティショーを行う予定です。

Kentaro Harada氏 – MARK.SPACE

MARK.SPACE Japan取締役の原田健太郎氏はVRヘッドセットを装着してバーチャル世界に行くことを可能にするお店、銀行、映画館、事務所、クラブがある新しいVRリアリティ世界について語りました。 MARK.SPACEは技術の未来と、新たな生き方を構築してる姿勢を見せてくれました。

Fighting HackersHow – 利用者のプライバシーはいかにして守られるべきか

2番目のパネルではセキュリティとユーザー資金の保護についてでした。 仮想通貨取引所DigiFinex共同創設者のKiana Shek氏、Coineal Exchange創設者Aaron Chen氏、Huobi大学学長Jianing Yu氏、南米最大の仮想通貨取引所BitinkaのSebastian Rizo-Patron Parks氏が登壇し、そしてTEAMZの共同創設者兼COO のYanying Deng氏がモデレーターを務めました。

Patrick Dai氏 – ICOバブル後、どのようにブロックチェーン業界を進行させるのか?

Qtum Foundation創設者のPatrick Dai氏は、暗号通貨の裏にあるアイディアとそれを解決する問題について議論しました。 彼は私たちにQtumのミッション、そしてなぜ彼がBitcoinとEthereumを超えてより使用しやすいブロックチェーンプロダクトを作成するのかについて語ってくれました。

Larry Sanger氏 – 分散型ソーシャルメディアについて

フリー百科事典ウィキペディアの共同創設者であり、新しくEveripediaのCIOとして務めたLarry Sanger氏は、私たちがどのようにして自分のプライバシーを大手ソーシャルメディア企業に失っているのか、および情報を分散させるためにEveripediaの活用について彼の考えを伝えました。

LamboNowとTokyo Supercars

従来のファイナンスとブロックチェーン

こちらのパネルは4つの投資ファンドで構成されており、TEAMZのメディアディレクターであるEric Sciberrasがモデレーターとなり、投資ファンド Wave FinancialのCEOであるDavid Siemer氏、Angelvest運営責任者のMarco Stagliano氏、Shuttle Fund創設者兼CIOのBrad Chun氏、そしてTrue Global Venturesの創設者のDusan Stojanovic氏が大きな従来資金を暗号資産に導入することについて議論しました。

Norimitsu Kameshima – アジア発の次世代型グローバルエンタメプロジェクト

アジアエンタメをリードするZ-POP DREAM創業者の亀島 則充氏が登壇し、サミットの主なスポンサーの一つであるZ-POP DREAMは、アジアの異なる国の各メンバーを2つのK-popバンドを創るという彼らのエンターテイメントプロジェクトを紹介しました。彼らのプラットフォームで購読、購入、投票、メッセージ、そしてビデオの報酬にZ-POP DREAMのトークンが使われます。

Which Dapp is Dapper? Tech Explained

こちらのパネルでは、Asta SolutionsのCEOであるBill Angelidis氏、Nirvana CapitalパートナーのMable Jiang氏、Aeternity創設者のYanislav Malahov氏、Canaan CreativeのブロックチェーンゼネラルマネジャーのKevin Shao氏を含む専門家たちによるDappsについてのパネルでした。 Mobileyourlife創設者のGabriel Zanko氏がモデレーターを務めました。

Jun Du氏 – ブロックチェーンの過去と未来

Node Capital共同創業者のJun Du氏が、さまざまな統計でバックアップされているブロックチェーンの将来についての彼の見解を私たちに与えてくれました。

Sean Feng氏 – ブロックチェーン技術がアンティークアート産業を活性化する

GubiゼネラルパートナーのSean Feng氏は、彼のプロジェクトがどのようにしてアートをブロックチェーンに組み込んでいるのかを見せてくれました。

Seth Lim氏 – ブロックチェーンエコシステムの構築

初期Rippleの投資家であり、Soar LabsのCEOであるSeth Lim氏は、ブロックチェーンエコシステムの構築についてプレゼンテーションを行い、その成長と持続可能性に貢献し続けると語りました。

Eyal Avramovich氏 – Minebest

MinebestのCEOのEyal氏は、マイニングをテーマにしたキーノートを行いました。 彼はより良いリターンのためにマイニングを使うという戦略を発表しました。 また、市場とマイナーを保護することの重要性についても話しました。

STO’s – ブロックチェーン業界の新生児“STO”

セキュリティトークンは日本で現在最も注目されている話題です。 このSTOパネルはセキュリティトークンとブロックチェーン市場にもたらす変化について話しました。 LaToken創業者兼CEOのValentin Preobrazhenskiy氏、BlockVC創設者のKevin Hsu氏、創法律事務所代表弁護士の斎藤 創氏がパネルリストとして登壇し、韓国最大のメディアTokenPostを運営するPublish IncのCEOであるSonny Kwon氏がモデレーターを務めました。

独自のクリプト投資戦略を確立する

TEAMZサミットが開催する数日前から Bitcoinと他のアルトコインのチャート上昇、具体的にはMorgan Creek Digital創業者のAnthony Pompliano氏もインターネット上で意見をシェアしました。 1日目最後のパネルに登壇したパネリストには、SCDE Ventures創設者の Aleksei Antonov氏、Ikigai Asset Management 創設者兼CIO のTravis Kling氏、BICA投資ファンドマネージングパートナーの Rose Sun氏がおり、中国最大仮想通貨のメディアCointimeのCOO Angela Tong氏によってモデレートされました。

VIP Conference – ファンドと取引所

サミット講演後、招待制VIPカンファレンスを開催しました。こちらは全ての登壇者、投資ファンド、仮想通貨取引所代表が集まり、投資についてディスカッションしました。投資対象をどのポイントで見ているか。2019年にいくら投資する予定なのか。また各ファンドに投資のための資金がどれだけあるかを尋ねました。その合計は約40億ドル以上でした。VIPゲストたちはこの業界のエリートから学ぶために質問が殺到しました。

VIP Dinner

VIPディナーはZ-POP DREAMが主催し、すべての登壇者、投資家、そしてVIPゲストが出席しました。

VIP After Party

Qtum主催のVIPアフターパーティーは東京六本木で最も有名なクラブ1OAKのVIPエリア3階でゲストを招待し、ネットワーキングを行い、Qtumの今後の日本での活動計画やパートナー募集をしていると発表しました。

Joe Zhou – 香港証券取引所とフィンテック

サミット2日目は、証券市場を代表する、規制当局者としてブロックチェーン採用を検討している香港証券取引所のシニアバイスプレジデントJoe Zhou氏から始まりました。

Blockchain Revolution – ブロックチェーン革命

2日目最初のパネルでは、ブロックチェーン革命と今後の展望について説明しました。 これには、フィナンシェ共同創業者兼CEOの田中 隆一氏、メタップス ブロックチェーン事業責任者の青木 宏文氏、日本IBMチーフアーキテクトの平山 毅氏、DMM BitcoinのCEOである田口 仁氏、QUOINEのCFOである紺野 勝也氏がパネリストとして登壇し、日本仮想通貨メディアCoinOtaku CEOの伊藤健次氏がモデレーターを務めました。

Aaron Chen氏 – 仮想通貨取引所の役割や差別化

Coineal Exchange創設者のAaron Chen氏は、Coineal Exchange事業を含め、アジアおよびロシアでの仮想通貨交換所の違いについて詳しく説明しました。

投資戦略について

このパネルでは、暗号資産の投資について議論し、IEO、株式、プライバシーコイン、そして市場を新たな高値に押し上げるのに役立つニュースについての話題を取り上げました。 このパネルには、QCP CapitalマネジングパートナーのJoshua Ho氏、OSLセールストレーディング責任者のFernando Martinez Fernandez氏、Gubi 副社長のSteve Qin氏、Fenoxベンチャーキャピタル日本CEOの名雲俊忠氏、モデレーターはポットキャストメディアCrypto101のリポーターであるBryce Paul氏が登壇しました。

Trust Exchange – AIエコシステム

サミットのスポンサーであるTrust Exchangeは、AIを使用して新しいグローバルエクスチェンジを作成するという彼らのミッションについて話しました。

日本ブロックチェーンメディアの未来

このパネルは、日本仮想通貨メディアの将来と、大手メディア企業がどのように業界を前進させることを計画しているかを議論することに焦点を当てました。 Coinpost 編集部の中辻 諒氏、Crypto Times共同創設者兼CEOの新井 慎悟氏、CoinOtaku CEOの伊藤 健次氏、NEXTMONEY事業部長の堀口 啓介氏を含み、TEAMZ CEOのTianyu Yang氏がモデレーターを務めました。

Masafumi Shimizu – NEVULA

NEVULAの創設者兼CEOである清水 雅文氏は、ブロックチェーンでオンラインカジノを運営するプロジェクトを発表しました。 NEVULAを使用することで、ブロックチェーンテクノロジーまたはデジタルIDを使用した資産をデジタル化し、スマートコントラクトを使用したデジタル資産を自分で管理できます。 「スマートエコノミー」は、プライバシーを重視した分散型ネットワークで実現できます。

ブロックチェーンのユーザビリティの向上

サミットの主なトピックの1つは、ブロックチェーンの使いやすさです。 このエキスパートパネルでは、使用実績と、世界中でブロックチェーンの使いやすさを高める方法について説明しました。 Accentureブロックチェーン・ディスラプティブプラットフォームのLeigh Gordon Ashlin氏、Litecoin Haus CEOのFranklyn Richards氏、Qtum Foundation創設者のPatrick Dai氏、Hublot中華圏ゼネラルマネージャーの Loic Biver氏などブロックチェーン業界のリーダーを含み、Soar Labs Seth LimのCEOによってモデレートされました。

ブロックチェーンを巡る法規制

このパネルは規制について、ブロックチェーンに関する法律に関して日本と中国で今まで深く関わってき 虎ノ門中央法律事務所のYifan Chen氏と望月貴氏、そしてFenbushi CapitalのSun Ming氏などが登壇しました。

Yanislav Malahov氏 – æternity blockchain – 開発の現状について

æternityの創業者、ブロックチェーンコミュニティの熱心なメンバーであるYanislav氏は、彼のプロジェクトがスケーラビリティ、コスト、およびプライバシーに関する問題をどのように解決することを計画しているかを紹介しました。

Michal Grzywacz氏 – CoinCasso

CoinCasso Exchange国際オペレーション責任者のMichal Grzywacz氏が仮想通貨交換と、コミュニティの利益の80%を共有する方法について紹介しました。

Arnab Sen氏 – 従来の金融市場 – 暗号資産市場が株式市場から何を学ぶのか

Harbour Capital Management創設者兼CIOのArnab Sen氏は、世界の金融に関する独自の知識豊富な視点と、暗号資産から何を学ぶことができるかを説明しました。

ブロックチェーンの可能性 – 利益を追求しないその先にあるもの

サミット最後のパネルでは、社会的な影響に焦点を当てたものでした。 ほとんどのオーディエンスは、この衝撃的な話を聞くために多くの方が参加しました。 Blockshine Technology 創設者兼最高経営責任者のLayla Dong氏、香港ブロックチェーン協会創立会長のJay Liang氏と、Olympキャピタル最高経営責任者のChristophe De Courson氏、ウィキペディア共同創設者のLarry Sanger氏がパネリストとして登壇し、そしてCointime COOのAngela Tong氏がモデレーターを務めました。

VIP Conference – ブロックチェーンエコシステムの将来

2日目のVIPカンファレンスでは、ブロックチェーンのエコシステムをテーマに、 コイン規制をめぐってLitecoinのFranklyn氏とMinebestのEyal氏の間で真剣に白熱した議論が行われましたが、ここでYanislav氏がオーディエンスの注意を引くいくつかの考えを共有したことで落ち着きました。 全体的に素晴らしい議論が行われました。

その後、Franklyn氏とEyal氏はRed Carpet Galaで仲直りしたようです 🙂

Red Carpet Gala

今回のサミットの目玉イベントの1つでもある「RED CARPET GALA」では、国内外におけるブロックチェーン業界の主要人物が集結しました。会場内でスポンサーであるHublotの高級時計では珍しいブロックチェーン時計を試し、ハイブランドとテクノロジーを融合した場でネットワーキングが行われました。昨年の弊社サミットに参加した参加者によると、昨年はほとんどいなかった大手企業の参加者がみられ、ブロックチェーンの社会実装が徐々に進んでいることを実感したという感想が聞かれました。

なお、TEAMZでは2019年6月13、14日にマレーシアのクアラルンプールでブロックチェーンサミットを開催します。海外におけるブロックチェーンサミットはTEAMZ初の試みであり、世界のブロックチェーン企業との関係をより強固にすべく取り組んでまいります。また東京オリンピックの年、2020年4月10、11日に東京で再びサミットを開催する予定です。

Thank You To Hublot For Sponsoring Our Exclusive Red Carpet Gala

スポンサー & 参加企業

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