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【女優・安達祐実】圧倒的な今っぽ美人の変わらぬポリシーを探る

公開日:2019.01.29

年齢に関係なく、常に今っぽい空気をまとっている人がいる。子役時代、愛らしい笑顔で人気を博した安達祐実。デビューから約35年。凛とした美しきオトナの女性へと変貌を遂げた、その理由に迫った!

女優 安達祐実さん

YUMI ADACHI
2歳でモデルデビューし、その後女優に。現在はドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)に出演中。おしゃれな私服やメイクが満載のインスタ@_yumi_adachiも大人気。

VOCE2019年3月号 安達祐実

「若く見られたいとは思わない。大事にしてるのは、性格に合っているかどうか」

30歳前の悩める日々が新たな魅力の糧に

子役で活躍した人はどうしても、子ども時代のイメージがつきまとうもの。だけど安達祐実さんに感じるのは、圧倒的な今っぽさと新鮮さ

「20代後半、自分のイメージの“殻”を破ろうとして、もがいた時期もありました。小さい頃から仕事をしていたので、周囲の人が望む通りにふるまうことを使命みたいに思っているところがあったんです。だけど、あるとき監督に『お前、器用貧乏なんだよ』と言われたことで、私だけの持ち味ってなんだろう?と考えるようになったんです」

VOCE

模索する日々は演技だけでなく、彼女の外見にも影響をもたらした。

「童顔のせいもあって、以前のお仕事では、ほぼ甘いメイクに甘い服。だけど、私自身の中身はちっとも甘くないし、年齢的にも甘いものは厳しくなっていました。メイクやヘア、洋服って、〝私はこういう人間です”と表現する名刺みたいなもの。だから、性格に合ってないスタイルはなるべくしたくないと思ったんです。そこで、お仕事の際にはスタイリストさんやヘアメイクさんに無理のない範囲で“モードっぽく”とか“かっこいい感じで”とお願いするようにしました。プライベートも性格に合った辛めのスタイルが多いので、私服をインスタで発信したりして。そうこうしているうちに周囲に“こんな一面もあるんだ”と思ってもらえるようになってきた。これは仕事的にもすごいプラスでしたね」

すっぴんのままでは出歩かないというのが、昔からのポリシー。

オフでもメイクは必ず。盛るとキツくなるのでアイラインとマスカラは引き算。そのぶんオレンジやボルドーなど、好きな色でのメイクを楽しみます」

VOCE2019年3月号 安達祐実

「自分にしっくりこなくなったと思ったら、潔く変える。そこはずっと徹底しています」

撮影/菊地泰久(vale.) ヘアメイク/河北裕介 スタイリング/船橋翔大(DRAGONFRUIT) 取材・文/中川知春

Edited by 鬼木 朋子

公開日:2019.01.29

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