こんにちは! 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。
メシ通の冷たい麺特集、今回は“づけ”にしたサーモンの刺身と冷たいそうめんで、口の中がもれなく幸せになるレシピです。
サーモンの刺身は、これまでもいろいろな食べ方をご紹介してきましたが、
今回はピリ辛で甘じょっぱいたれにつけて、そうめんにのっけます。白飯がすすむサーモンの強めの脂は、もちろんそうめんとも相性抜群です。
薬味には、たっぷりのかいわれ大根がおすすめ。味も見た目もさわやかにしてくれますよ。
魚屋三代目の「ピリ辛づけサーモンとかいわれのっけそうめん」
【材料】2人前
- サーモンの刺身(サク、切り落としでもOK) 150~160g
- そうめん 2人分
- かいわれ大根(根を落として半分に切る) 1パック(30~40g)
- 大葉(青じそ、せん切り) 8枚程度
- 白いりごま、薬味ねぎ お好みの量
- そうめんのつゆ(冷やしておく。市販のストレートタイプか、濃縮タイプのめんつゆを薄めたものでもOK) お好みの量
(A)
- しょうゆ、ごま油 各大さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
- すりおろしにんにく、一味唐辛子 少々
作り方
1. (A)をよく混ぜて、しょうゆだれを作っておきます。
(A)の一味唐辛子の代わりに、豆板醤やコチュジャンをお好みの量加えて中華風、韓国風にするのもウマいです。
2. サーモンを食べやすい大きさに切ったら、ボウルなどに入れ、
しょうゆだれを回しかけ、
よく混ぜ合わせます。
3. 2にラップをして、冷蔵庫に入れて10分以上寝かせて味をなじませます。
脂のあるサーモンは味が入りにくいので、たれと合わせてしばらく置きます。
4. そうめんは規定の時間茹で、冷水で締めてよく水気を切ります。
5. お皿にそうめん、かいわれ大根を盛り付け、
大葉、
3のサーモンをのせます。薬味ねぎと白いりごまをちらし、キンキンに冷やしたそうめんのつゆを回しかけていただきます。
たれとかいわれ大根のピリ辛で箸がすすむ
サーモンはづけにすることでうま味がアップ! これを冷たいそうめんと一緒に食べると、たれ、そしてかいわれ大根のピリ辛もアクセントになって、食欲がないときでも箸がすすみます。もちろん、お酒にもぴったりです。
そうそう、今回のピリ辛づけサーモンは、白飯や酢飯にのっけて丼にするのも間違いなしです。それを海苔でくるっと巻いて食べるのもいいですね。サーモンの代わりにマグロのブツ切りで作っても美味しいですよ。
夏にぴったりの、刺身と冷たいそうめんの組み合わせ。ますます暑くなるこれからの季節におすすめの一品です。
作った人:魚屋三代目
本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。
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企画協力:レシピブログ
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