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行けるとこまで、どこまでも 〜もうひとつの物語〜

「もう無理、つらい……」と伝えたら、「じゃあ、行こう」って強引に手を引かれた。
行き先は聞いてないけれど、どこにも行くところがないよね、私達。
けれど、あなたとなら、どこまでも行ける気がしたよ。
あの時あの場所の、本誌にはなかったアナザーストーリーを
竜星涼のインタビューと共にお届け。

ー今日は、逃避行というテーマの撮影でした。竜星涼さん的に逃げたくなる瞬間は?

セリフ量に追われた時は逃げたくなります。いろいろ重なってセリフが多くなってくると大変です。

ー自分流の覚え方はありますか?

とにかく声に出して、繰り返し繰り返しリフレイン。何回も同じ言葉を言って見返す。家のなかでも、電車のなかでも歩いてる時でも、常に。セリフの呪縛から解き放たれるまではずっとそれが頭にあるので落ち着かないですね。それがいっぱいある時は逃げたくなります。

ー竜星涼さんにとって恋愛とは?

なくてはならないもの。モチベーションですね。恋愛している時こそ人って輝くと思います。

ー好きなタイプは?

タイプは……難しいですね。その時々によって違うというか、出会ったタイミングで自分がいいなと思う瞬間にたまたま縁があって、という場合もあるから。基本的にはポジティヴな人がいいですね。

ー見た目のタイプもありますか?

これも、その時々ですね。内側から出てくる愛くるしさみたいなのが前面に顔に出てくるのは可愛いなと思います。素直な反応が出来る子。コミュケーションがとれないのが一番つらいです。他愛もないことで普通に笑い合えないと。今思うのは、同じことを共有できる人。これいいよねって言って乗ってくれる人ならこっちも楽しくなるし、自分もそういうのを共有したいと思うタイプだから、それを面倒臭いと思われちゃうと一緒に長くはいられないかなと思います。

ー理想のデートは?

普通に旅行したいです。温泉でも海外旅行でもいいし。それこそ逃避行(笑)。

ークリスマスの予定は?(取材時は12月初旬)

クリスマスはケンタッキーを食べるって決めてます。

ーファッションもおしゃれだし、お部屋もおしゃれそうですね?

洋服だらけですよ。

ーお買い物はどれくらいしますか?

月々によりますね。春夏、秋冬の立ち上がりの時はね。

ーラグジュアリーブランドが好きな印象ありますが?

割とラグジュアリーが好きですね。個人的に品というものは1番だと思っていて、ラグジュアリーにはラグジュアリーなりの品がある。あとはそれを着ることで、「みんな洋服を買おうぜ!」って今の人達に呼びかけたい。そういう時期があってほしいと思うんです。

ー今日の撮影のコーディネートはどうでした?

例えば、自転車のシーンのファッション。写真で見た時になるほどって。色合いや素材感で重ねて、パンツを見せて履くというのは、なかなか自分じゃそんな凝ったことしないから、雑誌だからできるファッションだと思うので好きです。NYLONさんはストリートな要素があるからおもしろいですね。

ー今日撮影の感想は?

最初雨がすごかったけれど、逃避行っていう舞台にはあっていたんじゃないかなと思います。最後の灯台とか。

ー手を引くシーンとかあったけれど、自分的に引っ張るタイプですか?

引っ張りたいと思うほうですね。

ーどこか出かける時は竜星さんが決めます? レストランも予約するとか?

基本は、全部自分で提案しますが、相手にも考えて欲しいです。

ーデート行くならここみたいな場所はある?

普通にご飯してるだけでも幸せを感じますけどね。ちょっとおしゃれなフレンチでも。夜のディナーじゃなくて、日中にランチがしたいです。

ー結婚願望もありますか?

最近出てきました。今までは、50歳くらいまでは結婚しないで全然いいとか思ってたけれど。周りに結婚してる人が多いから、子供を見ちゃうとそういう幸せもいいなあと少し思うようになってきました。現実的には30歳越えるまではないかなと思ってますけど。

ーNYLON15周年のテーマが「NEW POWER NO BORDER」なんですけど、共通する部分はありますか?

今ジェンダーレスとかいろんな言葉があるけれど、僕自身もレディースの服も着るし、レディースのバッグ、小物も持ったりするので、そういう部分ではボーダーはないって思います。レディースのファッションも好きで、カラーバリエーションが豊かで、カラーの合わせ方が多いから面白いって思うこともあります。メンズだと、同じブランドでもレディースと同じ色合いでは出さないし、かと言ってレディースだとサイズが合わないし。この身長だからこそいい部分もあるんですが、そういう部分ではレディースがあまり着られない。要は、メンズレディースっていうボーダーラインはないですね。

彼女や恋人ができた時には、洋服のシェアも?

僕はシェアしたいと思います。僕の母親も、僕の服を着るし。元々うちはモードの家庭というか、僕の母親のクローゼットにモノクロしかないみたいな感じ。うちの母親はメンズっぽい服がすきなんです。でも僕はレディースっぽい服がすきなんですよ。面白いですよね。

ーファッション好きは、お母様の影響はある?

あると思いますね。川久保玲さんだったりヨウジヤマモトさんは、母親の世代からしたら憧れの方達。だからこそ僕が初めてパリコレを歩くってなった時に、やっぱヨウジヤマモトさんで歩きたかった。1つそこで親孝行したってのはありましたね。

ーお母様と一緒にお買い物も?

全然します。この間2人でヨウジヤマモトの展示会に行って、その帰りにアレキサンダーマックイーンにも行って、スニーカーを母親が気に入って見ていたので、その間に僕はダウン買ったりしていました。

ー竜星涼さんが出演されたドラマ『同期のサクラ』は話題を呼んでいましたね。現場の雰囲気はどうでしたか?

みんな和気あいあいとやっていました。意外とあっという間に過ぎちゃったって感じです。同期5人の話で、それぞれが1話づつフィーチャーされる回があって、となると、フィーチャーされる人とサクラの回になるので、意外とみんなと一緒のシーンないねって言ってました。最後になって、みんな一緒のシーンが多くなってきて、みんなと少し馴染んできたかなっていうところでクランクアップ(笑)。高畑充希ちゃんとは『メゾン・ド・ポリス』で一緒だったので、絶大なる信頼と、今回より絆というか深まった感じがします。

ー清水菊夫の回にあったメッセージ「大人とは自分の弱さを認めること」はどう受け止めていますか?

清水菊夫としても、僕自身にも、その言葉って正直難しい。深い言葉だなと思います。なかなか自分の弱さを認めることが大人って難しいですよね。結局認めるっていうことが大事というか、やっぱり去勢を張って生きているなかでは、見えてこないものがあったりしますしね。まず自分を大切するというか自分を知るっていうことが、もしかしたら大人になるっていう言葉を使うんだったら大人になる第1歩なのかな、と思ってます。

ー清水菊夫は人のことを応援する役。自分に与えた影響ってありますか?

人を応援するということが彼にとっての生きがいなんだけど、僕は役柄とは正反対。そう思える人って少ないと思います。結局は自分が大事になるじゃないですか。自分よりも人の喜びや幸せを後押しするほうが満たされるっていうのはなかなかないので、そこから学ぶことは多かった気がします。やっぱり縁の下の力持ちみたいな、そういうポジションは大事だなと思います。

ー同期のサクラをやっていて、周りからの反応は?

周りというより、個人的に胸を張れる作品になりました。夢は、森山直太朗さんが主題歌をするドラマに出たいと思っていたので、その夢がひとつ叶いました。

ー森山直太朗さんが好きなんですね。

森山さんが歌われる曲って、センシティヴというか、なんかグッとくるようなメロディーや歌詞ですよね。それがドラマの挿入歌になるとドラマチックになる。より一層感動が後押しされるような、熱くなるようなものがあったりする。そういう方と作品を一緒にできたってのはうれしかったです。もう1つは若いうちに5人もの群像劇に出たいというのがあって、それも叶いました。あともう1つはこのメンバーで何十年後かに同期のサクラの同窓会みたいなことができたらうれしいと思います。

ー竜星さんのリアクションはクールなイメージなんですけど、どうですか?

僕は結構しゃべりますよ。しゃべらない空気感とか無言が苦手。普通に明るい(笑)。落ち込んだりすることもないし、悩みもない。唯一落ち込むのは、何かに引っ掛けて服が切れたとか、ボタンが取れた時ボタンの替えがないとかです。

ーサプライズとか、したとこも?

もしかしたら誕生日でもなんでもサプライズも、結局は人に喜んでほしいって気持ちなのでそれの延長線上なのかなって思うので、そういうのは嫌いじゃないです。結局でもそれは自己満って思ってる。喜ぶかどうかは相手次第なのに、勝手にこれやったら喜ぶだろうなって思って押し付けるわけじゃないですか。結局それをやったお礼、楽しかったなみたいな自己満なんだろうなって思いながらもやりますけどね。

ー過去最大のサプライズは?

友達に会いにNYに行きました。喜んでくれましたね。一切友達には言わないで、友達が空港にいて、同時タイミングに自分も着くみたいな。思いたったらすぐ行動するタイプです。

ーお仕事で落ち込むことは?

ないです! 落ち込んでもしょうがないのですぐリセットして、次に行こうって思うようにしています。超ポジティヴです。

ー夢を持ってる読者にメッセージお願いします。

夢を持てるだけで恵まれていると思う。夢を持てない人のほうが多いのかなと最近思う。夢を持っているなら、その夢に向かって突き進めばいいだけだから、そのなかでいろんな挫折だとかあるだろうけど、そこに向かって必死に向かうっていうプロセスは絶対楽しいと思うし、夢がある人はそこに人生をかけるくらいの気持ちで頑張ってもらいたいと思う。夢がない人はどうにか夢を見つけてほしいです。もしかしたら夢の途中でまた別の夢に出会うかもしれない。人生「今が勝負だ」って思う瞬間が絶対くると思うから、そこで自分がどれだけ頑張れるか、全てはその時のための努力だと思うので、頑張ってほしいです。

LOOK1
ryo: jacket¥74,000 by cmmn swdn/gem projector shirt, top and pants*all sample by dsquared2 sneakers¥79,000 by msgm/aoi socks stylist’s own
momoko: jacket¥50,000 pants¥39,000 sandals¥44,000 all by see by chloé

LOOK2
ryo: coat¥120,000 top¥16,000 boots¥124,000 all by john lawrence sullivan cardigan¥13,800 by huf shorts¥46,000 by cmmn swdn/gem projector socks stylist’s own
momoko: jacket¥49,000 by heurueh/gem projector inner jacket¥217,000 pants¥77,000 by ben taverniti™️ unravel project/eastland boots¥21,800 by yello

LOOK3
ryo: jacket¥96,000 top¥16,000 pants¥39,000 belt¥34,000 all by john lawrence sullivan shoes*sample by dsquared2 socks stylist’s own
momoko: jacket¥125,000 by heron preston/eastland boots¥19,800 by yello bra stylist’s own

ハッシュタグ #CLOSETORYOをつけて、今回のページの感想をツイートしてくれた方の中から抽選で3名様にサイン入りチェキをプレゼント!

※当選者にはTwitterダイレクトメッセージにてご連絡し、お送り先など伺います。
※応募期間 2020年1月16日~2020年1月28日

竜星涼/RYO RYUSEI

@RYO_RYUSEI

1993年3月24日生まれ。2010年ドラマ『素直になれなくて』で俳優デビュー。その後 NHK 連続テレビ小説『ひよっこ』や TBS 系ドラマ『アンナチュラル』など、数多くのドラマや映画に出演。直近では日本テレビ系ドラマ『同期のサクラ』や映画『トイ・ストー リー4』の吹き替えを好演し話題に。183cm の身長を生かしパリコレの出演経験も。

河北桃子/MOMOKO KAWAKITA

@MOMOKOKAWAKITA

身長173cm。東京都出身。大学2年の時にファッションショーに出演したことをきっかけにモデルを志す。現在もブランドのショーに出演する他、ルックの撮影を多数こなす。こよなく“昭和”を愛する彼女は、 古着MIXさせたレトロな私服や、自身が撮るフィルム写真に定評がある注目ガールで、数多くの取材を 受けるほど。プライベートが垣間見られるインスタグラムはフォロワー数1万人を突破。

BOY’S INFORMATION.
2020年1月スタートのTBS系ドラマ日曜劇場『テセウスの船』に竜星涼が出演する。 もうひとつ、三谷幸喜作品の舞台『大地』にも参加。東京・渋谷 PARCO 劇場にて6月20日(土)〜8月8日(土)、続けて大阪のサンケイホールブリーゼにて8月12日(水) ~ 23日(土)公演。早めにチケットを手に入れて。

STAFF
PHOTOGRAPHY: SHOTARO YAMAGOE
STYLING: AI SUGANUMA
HAIR&MAKEUP: YOSUKE AKIZUKI(TRAFFIC)
MODEL: RYO RYUSEI(KEN ON),
MOMOKO KAWAKITA(BRAVO)
EDIT: SHOKO YAMAMOTO
DESIGN: MIZUKI AMANO
CODING: JUN OKUZAWA