ボディカラーは、登山やスキーなどのギアから着想を得た「タクティカルグリーンメタリック」や「ボールダークグレーパール」など9種類を用意した。
内装は、快適性を高めた。メーターには7インチのフルカラー・インフォメーションディスプレイを追加し、運転をサポートするという。
静粛性も向上した。ボディ各所に遮音材を追加し、かつフロントドアに遮音ガラスを使用し、車内に入り込むノイズが低減したという。シートは、「疲労感を軽減させる」(報道資料)とうたう「ゼログラビティシート」を採用した。
最高出力310ps
搭載するエンジンは、最高出力310psを発揮する自然吸気の3.8リッターV型6気筒ガソリンだ。90%以上の部品が新開発ないしは改良されたものという。
組み合わされる9ATは、ロックアップ領域の拡大、電動油圧システムの採用などによって、素早くダイレクトなシフトレスポンスを実現したという。
油圧パワー・ステアリングは、再チューニングによって、ステアリング中立付近のフィーリングが改善され、長距離ドライブ時の疲労を低減するとうたう。駆動方式はRWD(後輪駆動)と4WDが選べる。
4WDモデルは、2WD/4HI/4LOモードを備えた電子制御のパートタイム式で、4輪リミテッドスリップ制御によって、滑りやすい路面でもトラクションを確保するという。