2024年4月13日 (土)

第2ブロックから一次予選進出を決めた油本綾花さんのインタビューです。

油本綾花さん

── 今日一日を振り返って。

油本 「まさか、ここまでこられるとは」と、うれしい気持ちでいっぱいです。将棋は居飛車穴熊戦が多かったかなと思います。

── 普段、将棋の勉強方は。

油本 主にネット将棋で対戦したり、次の一手を解いたりしています。

── 好きな棋士はいますか。

油本 藤井(聡太竜王・名人)先生と服部(慎一郎六段)先生です。藤井先生は色んな棋士を圧倒していく様子がすごいなと思いますし、服部先生は指し方、棋風に惹かれていて、新人王戦とかで頑張っている姿がすごいなと思います。

── 一次予選に向けての意気込みを。

油本 女流棋士の先生と指せるのは貴重な体験だと思うので、その機会を無駄にせず、将棋の勉強を兼ねて頑張っていきたいなと思います。


以上でリコー杯第14期女流王座戦アマチュア予選西日本大会の中継を終了します。一次予選は5月18日(土)に行われますので、引き続き「リコー杯女流王座戦中継サイト」でお楽しみください。本日はご観戦ありがとうございました。

第3ブロックを制した木村野乃花さんのインタビューです。

――本日の戦いぶりを振り返っていかがでしたか?

木村 5局指しました。予選は自分の立てていた作戦どおりに指せていたので、2連勝で通過しました。少しゆっくり気持ちを落ち着けて、決勝トーナメントに参加することができたかなと思います。

――印象に残った将棋は?

木村 決勝トーナメントの準決勝ですね。局面はこちらが悪くて、押さえ込まれるような形になっていたのですが、相手の方が二歩を打って私が勝ちになりました。ラッキーなところもあったかなと思います。

――決勝戦は東海研修会員同士の一戦となりました。

木村 普段から道場で指すこともあったので、お互い指し慣れている相手ではあったと思ったんです。

――決勝戦の将棋については?

木村 銀取りに△2五飛(38手目)と浮かれて銀を逃げているようではと思ったので、▲2六飛とぶつけて勝負をしてみたのですが。△2六同飛▲同歩から飛車を下ろされると、いつでも△2七歩とたたかれるのが見えているので、飛車交換をしたのがどうだったかなと思いながら指していました。▲3八玉(63手目)で相手からの攻めがなさそうだなと思ったので、そのあたりはいいのかなと思いました。

――一次予選に向けての意気込みを。

木村 自分の満足のいく将棋が指せるように頑張りたいなと思っています。そして、楽しめるように。

Kimura7(一次予選では「楽しむことを第一に」と強調して笑顔を見せた)

第1ブロックを制した田中佳織さんの勝者インタビューです。

□インタビュー
―― 一次予選進出を決めたいまのお気持ちは。
田中 勝てて素直にうれしいです。

―― 今日の対局で印象に残っているものは。
田中 やはり決勝戦がいちばん印象深いです。川上さんとは研修会だけでなく、大会に出るとよく当たる方です。これまでの戦績も互角で、勝てるときもありますが、負けるときは一方的に負けてしまうときも多いので、勝ててほっとしています。

―― 一次予選に向けての意気込み。
田中 まずは1勝が目標です。そのあとは、ひとつずつ星を積み重ねられたらいいなと思います。

Img_7430(戦い終え、表情は少し和らいだ)