渡名喜島は宿の数が4軒(※現在1軒は休業)と限られていることもあり、トップシーズンでも観光客で込み合うということはありません。日帰りも可能ですが、それができるのは4月~10月のフェリーが1日2便出るときだけの限定です。しかも、朝一便で那覇港を出て10時45分に島に着き、久米島からの15時45分発の2便に乗って那覇に戻るという、滞在時間5時間の強行スケジュールのみ。
さらにフェリーの発着が海の状態にとても左右されるため、急にコンディションが悪くなれば寄港できないので島を出られなくなることもあります。八重山諸島の竹富島のように、1日10往復以上船が出るのとはわけが違います。渡名喜島に出掛ける際は注意して計画を立てましょう。
渡名喜島の魅力は、のんびりゆっくり、何もないことを楽しめるかどうかがポイントです。美しい自然の中で、何もしない贅沢を味わえる島。渡名喜島は沖縄の離島として、残された最後の聖地かもしれません。