将棋界最多の29連勝を果たした最年少プロ、藤井聡太五段(15)が17日、朝日杯オープン戦本戦(東京・有楽町朝日ホール)で優勝した。中学生では初となる棋戦優勝と六段への昇段を果たした。元プロ棋士でタレントひふみんこと加藤一二三(78)は自身のツイッターを更新し、15歳の快挙を祝福した。
加藤は、広瀬章人八段(31)と決勝の対局について「藤井聡太五段の圧勝でしたね」と振り返り、「史上最年少での棋戦優勝ならびに史上最速での六段昇段、二重の快挙達成心よりお慶び申し上げます」と祝福した。加藤は決勝を最前列で見ていたことを明かした上で、「ひふみんが聡太の勝利を確信したちょうどその瞬間聡太さんが微かに笑みを浮かべたのは凄いシンクロでした」とツイート。「想像を遥かに超える超大物(*^_^*)」と、藤井五段を評した。
藤井五段はこの日の準決勝で国民栄誉賞を受賞した羽生善治二冠(47)と対戦しており、そちらについても「藤井五段の勝利です!」と会場から速報ツイートを行っていた。