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旅行や出張は手ぶらで行けちゃう?荷物を減らす収納サービスのサマリーポケット

旅行・出張も手ぶら行ける時代?荷物を減らす画期的な方法

平野 友康 (メディアクリエイター)

スマホひとつで部屋が劇的に片付く収納サービス「サマリーポケット」の利用例を中心に、こだわりの収納法や断捨離術など、“モノの管理” についてさまざまな方へインタビューするサマリーポケットジャーナル。
第4弾としてご登場いただくのは、VJソフト「motion dive」などで知られ、現在は子供向けのスマートデバイスを開発するVIVITA株式会社(旧名:Piccolo株式会社)でCO-FOUNDERを務める、クリエイターの平野友康さん。40歳を機に自らの会社を手放し、ハワイへ移住するという大胆な選択をされた平野さん。東京とハワイを行き来する生活の中で、サマリーポケットは一体どんな役割を果たしているのでしょうか。

サマリーポケットとは
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平野 友康(ひらの ともやす)
子供が初めて触れるスマートデバイスを創造する、VIVITA株式会社(旧名:Piccolo株式会社)のCO-FOUNDER。1998年よりVJソフト”motion dive”を皮切りに多数のソフトウェアをリリースする他、ラジオパーソナリティや、坂本龍一とのコラボレーション・プロジェクト、書籍執筆などで活躍。グッドデザイン賞金賞、中小企業庁長官特別賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞、AMDアワード ベストプログラマー賞、マルチメディアグランプリ 新しい才能の部 優秀賞など受賞多数。
https://vivita.co/

— ダンボールのパーテーション(注:上写真参照)が素敵なオフィスですね。

ここに引っ越してきたばかりで、これが最終形というわけではないんですが、意外と気に入っちゃって。なんか、これでいいんじゃないの?みたいな(笑)。打ち合わせする人数によって動かすこともできますし、実際にこれ、一昨日まで下の階にあったんです。ちょっと下を広く使いたいから上へ動かそうか、って。

— こちらの事務所へはいつごろお引越しをされたんですか?

去年の11月終わりから12月の頭ぐらいですね。このオフィスには、僕も参画しているMistletoeっていう投資会社がまずあって、そこから出資を受けたり交流のあるスタートアップ企業が、もうひとつ僕がやっているPiccoloも含め、どんどん入ってきています。オフィス内のほとんどの場所がフリーアドレスになっていて、刺激を受ける仲間同士、集まった方がいいと思える人は集まろうよ、それでシナジーが生まれたりしたらいいよね、っていう感じですね。

— 平野さんは現在、ハワイを生活の本拠地とされているんですよね?

そうです。3年ぐらい前からハワイのオアフ島に住んでます。
元々、自分のソフトウェアの会社をやってたんですけど、40歳を機に、人生を一度リセットかけてみたいなと思ったんです。ずっと同じことを続けるっていうのも、それはそれで意味があることだなと思ったんですけれど、ものづくりの人間として、ソフトウェア以外のものにも人生の後半でチャレンジしてみたいなと。それで自分の会社を他の人に譲って、社長という、何十人という人を自由に動かせる立場から、ひとりの人間になってみようって思って。
それで、どこかに行こうかなって思った時に、ハワイ、いいじゃないかと。ロサンゼルスとかニューヨークとか北欧とか、福岡とか札幌とか日本国内も含め、いろいろ検討したんですけれど。

— なぜ移住先をハワイに決められたのでしょうか?

別に外国慣れしているわけでもなんでもなかったので、日本でもよかったんですけど、東京以外のところで子育てをやってみたいなという気持ちがあったんですよね。そんななか、どこにしようか考えている時に、「ハワイにいれば、会いたい人には会えるんじゃないか」っていう仮説を思いついて。ハワイって、結構みんなプライベートで行くじゃないですか。

— たしかに日本人の海外旅行先としては、かなりポピュラーですよね。移住されてみて、仮説は実証されたんでしょうか?

案の定、月に2組ぐらいは必ずゲストがうちに泊まって、1週間ぐらいずっと仕事の話をしています(笑)。仕事仲間なので、仕事と遊びの境目が無いんですよね。一日中「こんなプランがあるんじゃないか」とか、合宿みたいなことをやっています。ここのMistletoeやPiccoloでいろいろやろうっていうのも、ハワイで決まったんですよ。代表の孫泰蔵とハワイで偶然出会って、そこで意気投合して21日間、朝から晩までずっとふたりっきりで合宿っていうのをやったんです。

— 元々孫泰蔵さんと面識はあったんですか?

一度会ったことがあるっていうぐらいで、ほとんど面識はなかったですね(笑)。「年末年始だけ、もうここだけは休む!」っていう、プライベートの貴重な休みでハワイに来ているときにお会いしたんですけど、「最近なにやってるんですか?」みたいな感じからうっかり仕事の話がはじまって。「こうだよね、こうだよね」ってやってるうちに、「じゃあ明日の朝8時にまた来る」みたいになったんです。それで本当に翌朝泰蔵さんがうちに来て、いろんなプランとか考えて、夕ごはんを食べて帰っていく、みたいなことが気がつけば21日間続いた中で、「じゃあ、一緒にはじめましょうか」という話になって。それでこの会社がはじまって、僕も参加した、みたいな感じだったんです。すごいおもしろかったですね。中学生みたいな感じですよ。毎朝「ひ〜らの〜く〜ん」って泰蔵さんがうちに来て(笑)。

— そんないきさつがあったんですね!となると、お仕事はほとんどハワイでされているのでしょうか?

普段はSkypeとかを使ってリモートでやってるんですけど、さすがに会いに行った方がいいよねっていう時もあるので、2ヶ月にいっぺんぐらい東京に来ています。3週間ぐらい滞在して、ガーッとみんなに会って話をして、宿題をガーッとハワイに持って帰って、ハワイでそれをやるっていう。

— 東京に滞在されているときのお住まいはどうされているんですか?

Airbnb(注:世界中で人気の “現地の家を借りられる” 宿泊仲介サービス)です。このオフィス内に泊まるところを作った方がいいんじゃないかって話も、半分以上本気で話してはいるんですが(笑)、今はここで寝泊まりしようと思うと寝袋になっちゃいますし、ビジネスホテルも今すごい高いじゃないですか。Airbnbならその都度その都度便利な場所を選べて、ワンルームぐらいの部屋ならビジネスホテルよりも安いですし。なので、こっちに来るときはAirbnbを予約して、自分が宿泊先に着く日に、いつもの荷物がサマリーポケットから届くようにしています。

— いつもの荷物とはどんなものでしょうか?

まずは洋服ですよね。普段暮らしているハワイだと冬服が要らないので、前回来た時は冬服を全部持ってきて、それを全部サマリーポケットに預けました。あとはスーツとか。ハワイにいると、スーツなんて100%着ないので。スーツがわりにアロハシャツですからね。日本で結婚式とかあるっていうときに、スーツとか靴とかをハワイから持ってくるのってすごい大変だし、それをまた持って帰るのもバカバカしい感じなので、全部サマリーポケットに預けて、必要な時だけ取り出すようにしてます。
あとは普通に、小物類ですね。ちょっとしたブランケットとか、小さなコーヒーメーカーとか、宿泊先がAirbnbだとそういうものがあったり無かったりするので、毎回不便してたりするんですよね。かといって、今まではスーツケースも洋服とかでいっぱいだったので、そういうものを入れる余裕もなくて。でも今はサマリーポケットにひととおり預けちゃってるので、そういうものをまったく気にせずに、子供へのおみやげを入れるためにからっぽのスーツケースだけを持って(笑)、夏だろうと冬だろうと、ほとんど手ぶらで日本に来られるっていう状態です。
あとは災害のときの非常袋とか、ラジオとか懐中電灯とか、万が一の時に必要なモノもサマリーポケットに預けています。Airbnbだとそういうものも部屋に無いですし、家族と一緒に日本へ来ることもあるので、そういう時も最低限必要なものが備えてあれば安心ですよね。

平野さんの「いつもの荷物」。冬服や非常時の防災用品など、厳選されたアイテム群です。

平野さんの「いつもの荷物」。冬服や非常時の防災用品など、厳選されたアイテム群です。

— なるほど。サマリーポケットをご利用いただくことで、出張がだいぶ身軽になったんですね。

全然変わりましたよね。なによりも今までと違うのが、急に東京へ行かなければいけなくなったとしても、1時間もあれば準備が終わっちゃうんですよ。向こうで必要なものは全部サマリーポケットにあるんで。日本とハワイの両方に家がある人にとっては普通の感覚だと思うんですけど、僕みたいに東京でも毎回違うところに住んでいるのに、そういう感覚っていう。ものすごく便利だなぁと思うんですよね。「福岡に来て」って言われたとしても、「わかったー」ってサマリーポケットの取り出し先の住所を福岡にするわけです。で、パソコンひとつ持って日本に来て、自分が福岡に着いたら荷物が届く。以上。…っていう感じですし。登録は実家の住所でしているんですが、取り出し先を自由に設定できるからいいですよね。

— いざハワイに移住を決められた時、荷物はどうされたんですか?

めっちゃくちゃ処分しました。ものすごい処分の量でしたよ。大きなトラック3台分ぐらい。とにかく捨てましたよ。一部は買い取ってもらってすずめの涙ほどの額をもらったものの、引き換えに膨大な処分費の請求書を受け取って。まぁ、そうですよね、家一軒分なので。最終的にはスーツケースで持っていける量だけにして、引越し屋さんは使いませんでした。

— そこまで…!コレクションされていたものなどはなかったんですか?

だから…本当に泣く泣くですよね、本とか。多分800冊とか1000冊とか、数百冊はありました。一応電子化もしましたけど、それでもやっぱり持っていたい本っていうのはあったし。

— それだけ自分の持ち物に大ナタを振るう断捨離を経て、“モノ”に対する見方に変化はありましたか?

実際に気持よく生きるために必要なモノって少ないよね、っていうのがすごくよくわかりました。ハワイでは子供もいるんで、ミニマリストみたいなシンプルライフはオペレーション的に不可能ですけれど(笑)。
でも日本に居るときに関しては、自分に必要なものってこれだけだな、っていうものがダンボールでいつもサマリーポケットから届く、っていう感じですね。自分にとって必要なものっていうのを、毎回預けては取り出し、それを繰り返してるわけです、2ヶ月に1回ぐらい。そうすると、サマリーポケットの中身が「こういうモノをいつも日本に来た時においておきたいな」っていうモノに、だんだん厳選されていくんです。どこに泊まっても、読書するときにちょうどいい感じの電気スタンドが無いんですけど、かといって、日本滞在中にどこかのお店で「うわ、これ素敵!」っていう電気スタンドを見つけたとしても、絶対に買わないんですよ。だって、旅行先ですから。電気スタンドをスーツケースに入れて持ち歩くとか、無いわけです。でも、それを買ってサマリーポケットに預けておけば、日本にいるあいだはどこに居ても、その電気スタンドがある暮らしを送ることができる。コーヒーメーカーもそうで、どうせ好きなコーヒーを飲むんだったら、お気に入りのもので淹れられた方がいいじゃないかとか、旅行者として考えると絶対買わないっていうモノも、選択の対象に入ってくるわけですよね。そうすると、どれだけ自由に移動しても、自分が生活する場所を素敵で快適な空間にすることができる。サマリーポケットを使うことで、「ただ便利」っていうのを超えて、モノや暮らしへの向き合い方とかイメージが変わったっていうのがおもしろいですね。あと、不動産的な視点で見ても、サマリーポケットはおもしろい存在かもしれません。

— 不動産的な視点といいますと?

例えば、もし東京でマンションを買おうと思った時、「やっぱり納戸もあった方がいいよね」ってなったら、それだけで実際の購入価格は数百万円プラスになるわけですよね。「ウォークインクローゼットになる納戸があります」「やっぱり必要ですよ」なんて言われたら、やっぱり「欲しいな」って思うんです、僕もマンションを買ったことがあるのですごくよく覚えてるんですけど。でも、その納戸にしまおうと思ってたモノを全部サマリーポケットに預けたら、一体いくら浮くんだろう、っていう。場所によっては、下手するとひと部屋1,500万とかですから。毎月1回ずつ預けたり取り出したりっていうのを繰り返したとしても、ひと部屋減らした方が圧倒的にいいわけです。正直、取り出しの送料もかかるので、預けたり取り出したりを繰り返すとそれなりの利用料金になりますけど、ひと部屋減って数百万浮くって考えると、いいじゃん、いくら出し入れしたって気にすんな、って感じですよね。やっぱり普通のトランクルームって、一度預けたらなかなか出さないですし。

— たしかにそうおっしゃる方が多いです。平野さんも実際にトランクルームを使われていたんですか?

はい、3年ぐらい使ってたんですけど、最初に預けてから月2万円ぐらいをずっと払って、結局3年後に全部捨てました(笑)。サマリーポケットでも、そういう預けっぱなしにならないような、月2回まで出し入れし放題の定額サービスとかあったらいいんじゃないかな。クローゼットや棚の中を定期的にまるごと入れ替えましょうとか、新しいライフスタイルの提案になると思うんですよね。そういうものがあると人にも勧めやすいし、おもしろいなと思います。

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いかがでしたか?
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