不倫&ヤラセ疑惑を報じられた上方落語協会会長を務める落語家、桂文枝(74)が29日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で行われた「第九回寿々喜会」の出演後に取材に応じ、「お騒がせしまして、申し訳ありませんでした」と一連の騒動について初めて謝罪した。
文枝は、昨年末に50代女性との不倫疑惑を報じられ、年明けには神戸・新開地に今夏開場予定の同協会第2の定席「喜楽館」の名称選考過程で、その女性に名称を応募させたとする不正疑惑が報じられた。
この日も疑惑の真相は語らなかったが、妻に怒られたか問われると「もちろん怒られましたが、大丈夫です」と返答。喜楽館については「(運営にあたる)NPOさんと最大限協力して、いい劇場になるように盛り上げたい」と語った。
また、協会の会長職については「任期は全うします」と6月までの辞任は否定したが、次期会長選に出馬するかどうかについては「それはまだ」と言葉を濁した。