日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が初場所千秋楽の28日、協会あいさつを行い、角界を取り巻く不祥事についてファンに謝罪した。
八角理事長は「大相撲ファンの皆様には昨年末からご心配をおかけしており、大変申し訳なくおわび申し上げます」と一連の騒動について謝罪。「昨年の問題については相撲協会は真剣に再発防止に取り組んでまいります」と誓った。
また、「本日、ここに千秋楽を迎えることができましたことは、相撲を愛し、相撲を応援してくださる皆様の心からの温かいご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます」と相撲ファンに感謝。その上で「横綱白鵬、稀勢の里の休場は誠に遺憾ではございますが各力士は白熱した相撲で皆さまのご期待にお応えできたものと存じます」と土俵上で熱戦を繰り広げた力士たちを称えた。