平昌五輪第11日(19日、アルペンシア・ジャンプセンター)ノルディックスキー・ジャンプ男子団体(ヒルサイズ=HS142メートル)で、葛西紀明(45)、小林陵侑(21)=ともに土屋ホーム、伊東大貴(32)=雪印メグミルク、竹内択(30)=北野建設=の4人で臨んだソチ五輪銅メダルの日本は合計940・5点で6位。2大会連続のメダルはならなかった。
ノーマルヒル、ラージヒルの個人種目に続き、表彰台を逃した冬季五輪史上最多8度目出場の葛西は、「みんな悔しい思いを目の当たりにして、また4年後、絶対にメダルを取るぞという気持ちになったと思う。悔しい思いをすることも大事だと思うので、いい勉強になった」と後輩たちを思いやった。自身の今後については「もっともっと進化して練習して、4年後の北京五輪で絶対にメダルを取りたいという気持ちになった」と現役続行を宣言した。