The Beauties with White Roses at the Brit Awards

パステル、ブラック、そして、白薔薇──ブリット・アワード2018のレッドカーペット

「TIME'S UP」のシンボルである白薔薇を飾った女性アーティストの美しいドレススタイルをチェック。 Words by Winsome Li (GQ)
Dua Lipa arrives at the Brit Awards at the O2 Arena in London Britain February 21 2018. REUTERSEddie Keogh
Dua Lipa arrives at the Brit Awards at the O2 Arena in London, Britain, February 21, 2018. REUTERS/Eddie Keogh
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ブリット・アワード2018の授賞式が2月22日にロンドンのザ・O2アリーナで開催された。英国の音楽賞として注目される同アワードに現れた女性アーティストのファッションを見てみよう。

今年のレッドカーペット・スタイルはホワイトやパステルカラーの装いが大半を占めた。「最優秀女性アーティスト」と「ブレイクスルー・アクト」賞に輝いたデュア・リパがパールピンクのチュール・ドレスを着用し、ラッフルのレイヤーを重ねたボリューム満点の一着で存在感を放った。リタ・オラとアジョワ・アボアーはふたりともフェザーをあしらったホワイトドレスを選んだ。わりと派手な着こなしを好むふたりによる清楚なドレスアップ姿が新鮮だ。

淡い色合いにたいして、ボディコンシャスのブラックドレスでクールに身を固めたのは、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーとヘイリー・ボールドウィン。

彼女たちのドレス姿に共通するのは白薔薇の装飾。無垢性や新しい時代への希望を象徴するホワイト・ローズを飾ることは、女性にたいするセクハラ行為や暴力、不公平待遇の撲滅をめざす「TIME'S UP」運動にたいする支援のジェスチャーだった。