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大人気ヘアメイク【林由香里さん】美人ムードを醸し出す肌つくりを伝授

更新日:2021.01.08

“可愛い”から“キレイ”へと世の中の気分がシフトしている今。どんな美人ムードを、どのようにしてまとうべきなのか? そんな疑問をヘア&メイクアップアーティスト林由香里さんに直撃!

ヘア&メイクアップアーティスト【林由香里】

林さんのメイクはトレンド感とメジャー感の混ぜ具合が秀逸。今っぽいのに、どこかレディ。そんなムードの出し方を教えてくれました!

美人ムードはコンサバすぎず、オシャレすぎず

以前はメイクも服もスパイスのあるものが好きだったのですが、わたし自身が30代になって、オシャレ感だけではミスマッチになることがわかってきたんです。オトナになるとどこかにきちんと感がないと、オシャレなものが汚く見えてしまう。そこに気がついてから、「美人、レディ、キレイ、清潔感、コンサバ」といった要素を意識したメイクをするようになりました。

美人要素は一点盛り!

今っぽい雰囲気がありながらもレディな美人顔をつくる秘訣は、トレンドメイクにキレイめコンサバ感をどこか1ヵ所にだけ加えること。顔全体はオシャレにしていても、1ヵ所にコンサバニュアンスがあるだけできちんと感は出せるんです。メイクの組み立て方は、まず、「このパーツをコンサバにしよう」と1ヵ所を決めてから、それ以外をオシャレっぽくする。この順番でメイクを考えると迷いがなくなるはず。これによって全体のバランスが「オシャレ8:コンサバ2」「オシャレ7:コンサバ3」くらいの比率になるので、今っぽさとレディなムードを両立させた顔が完成するんです。

ベストな比率は
「オシャレ8:コンサバ2」
「オシャレ7:コンサバ3」

VOCE2019年10月号 林由香里

黒でもなく白とも違う、グレーならではの無彩色でレディムードに
女らしいレディ感を目指してる。でも、そこに媚びはいらない。女性目線で“女らしさ”を引き上げたい。

【美人ムードを醸し出す肌づくり】
☑ 肌は人工的にしない
☑ だからハイライトは使わない
☑ ソフトでナチュラルな肌が理想
☑ ファンデ、パウダーなどの質感違いで立体感を
☑ 自分の中から出ているようなツヤやマット感を目指す

撮影/峠雄三 取材・文・構成/鬼木朋子

Edited by 鬼木 朋子

公開日:2019.09.16

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