(はたから見ると何もないけど)見える!
ギズでも紹介した通り、本日CEATEC 2013では、ドコモがウェアラブルガジェットである「インテリジェントグラス」を発表しました。グーグルグラスはじめ、昨今注目のメガネ型ガジェット。いったいどんなものなのでしょう?
今回紹介されたのは4つの機能に4つの型。機能によって全くデザインが異なっていましたが、どうやら今後開発を進め、1つのデザインの中に4つの機能が集約されるんだそう。
見るだけインフォ
こちらの機能は、インテリジェンスグラスを通して相手の顔を見ると、その人の人となりをグラス上に映し出すもの。グーグルグラスでよく紹介される機能に似てますね。顔認識を登録することもできます。「あ〜あの人見たことあるんだけどなぁ」という時に便利そう。
かなりスマートな形で、片目で見るタイプ。このデザインはあくまで仮のものだそうですが、それにしてもドコモのコンパニオンのお姉さんはすごく美しかったです。
手ぶらでムービー
かけるだけでメガネごしに動画を見ることができます。インテリジェンスグラスを装着するだけで、視界にスクリーンが現れ、手を使わずに「音声」で映像を操作することができます。確かにタブレットで動画を見ているときって両手がふさがってしまうんですよね。
空間インターフェース
空間インターフェースは仮想のものが見えて操作できるという機能。たとえば、目の前にイラストが表れて、そのイラストを編集することも可能になります。今回はドコモダケのイラストをいじってみました。
つけるとこんな感じです。結構メカメカしいデザインをしています。そして顔がウザくて申し訳ございません…。
スクリーンに映っているのが装着者が見ている視界。装着者以外の人からは私が持っているイラストを見ることはできません。
引き延ばして…
ドコモだけをこんな感じにしてしまいました…。不器用でごめんなさい…。イメージとしてはPCで行っている画像編集がPC本体なしで可能になる、という印象です。キネクトに似ている感じ。今後は平面だけではなく3Dにも対応できるように研究を進めていくそうです。
なんでもインターフェース
こちらも触ってきました! 顔がウザったくて申し訳ございません…。ノートや紙など身の回りのものをメガネごしに見ると、なんでもタッチパネルにできてしまうという機能。特殊な指輪を装着して、このメガネをかけるとブルーのノートがタブレットになり、動画や音楽を再生することができます。
指輪はPCのマウスのような役割を担ってくれます。
人差し指で紙をタッチ、スクロールすると、動画が再生されたりします。お姉さんが持っているモニターに表示されている映像が、私(インテリジェンスグラス装着者)が見ている視界です。
まだ開発途中ということでしたが、声で操作できたり、視界に映るものを好きなように操作できたり…と、SFで見たことがあるような体験を実際にすると…まだ身体が慣れていないからかとても疲れてしまいました。情報処理に頭のキャパシティがついていっていないといいますか。それは、この技術がそれだけ未来的ということ。指でガジェットをタッチするだけで色んなものを操作できるようになって久しいですが、そう遠くない未来にもっと簡単に手軽に色んなことができるようになりそうですね!
[docomo CEATEC JAPAN SPECIAL SITE]
(嘉島唯)