(セ・リーグ、ヤクルト7-5巨人、16回戦、巨人10勝6敗、3日、神宮)ヤクルトが逆転勝ちで、連敗を3でストップ。一回に4点を先制されたものの、攻撃陣が効果的に点を重ねた。5-5の七回にバレンティンの22号2ランで勝ち越し、九回は守護神ルーキが無失点で締め、来日初セーブ。巨人の連勝は5で止まった。
巨人は一回、1番・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が左翼スタンドへ先頭打者本塁打となる5号ソロ。続くマギーが四球を選び、坂本は左中間席へ12号2ランを放った。なおも二死一、二塁と好機を作ると、小林が左前適時打を放ち、4-0とした。ヤクルトはその裏、山田が左前適時打を放ち、1点を返した。
巨人は二回、先頭の陽岱鋼が右中間席へ2打席連発の6号ソロ。5-1とした。
ヤクルトは四回一死一、三塁と好機を作ると、大引の右前適時打で1点。なおも一死一、三塁から中村の中犠飛で1点を返した。
燕打線の反撃は続く。六回には大引の遊ゴロの間に三走・リベロが生還。なおも一死三塁で中村が左犠飛を放ち、同点に追いついた。
ヤクルトは七回、バレンティンが3番手・西村から左中間席へ22号2ランを放ち、これが決勝点となった。