ノルディックスキーの全日本ジュニア・レディースサマージャンプ朝日大会は29日、北海道・士別市、朝日三望台シャンツェ(HS68メートル、K60メートル)で行われた。
女子の部は、ノルディックのW杯ジャンプ女子で男女を通じて最多に並ぶ通算53勝を誇り、昨季は2季連続4度目の個人総合優勝を果たした高梨沙羅(20)=クラレ=が61メートル、61メートルを飛び、合計232・8点で優勝。昨季の世界選手権で、2大会連続銀メダルを獲得した伊藤有希(23)=土屋ホーム=は60メートル、60メートルを飛び、合計227・0点で2位だった。
来年2月の平昌五輪で、金メダル獲得が期待される高梨、伊藤は地元の住民らが見守る中、青空の下で、平昌五輪シーズン初戦を迎えた。