おっとっと…。七回、立岡の邪飛で中村(左)と藤井が交錯して捕球できなかった (撮影・今野顕)
ギャラリーページで見る (セ・リーグ、巨人3-2ヤクルト、11回戦、巨人6勝5敗、10日、東京D)ヤクルトは逆転負けで8連敗(1分けを挟む)。球宴前のシーズン50敗到達(28勝2分け)は、球団史上初の屈辱となった。
「山中は粘って投げていたが、六回のピンチで球が(真ん中付近に)集まってしまった。慎重にいってほしいところだったけど、チーム状況がそうさせてしまった」
真中監督は山中を責めなかったが、2-0で迎えた六回に流れが変わった。山中は二死一、二塁から村田と亀井にそれぞれ初球を狙われ、2球で2失点。七回には近藤が長野に決勝ソロを被弾した。
「2球で2失点だから考えないと。遊びというか、変化球を使いながら攻めればよかった。でも次につながる投球はできたと思う。六回を粘り切れれば」と山中。今季はけがもあって未勝利。球宴明けの次回登板で、白星を目指す。 (吉村大佑)
「内容もコントロールもよかった。(2失点の六回は)投げ急いだかなと思う」