脳に素早くエネルギーチャージ!将棋好きにオススメの簡単レシピ

脳に素早くエネルギーチャージ!将棋好きにオススメの簡単レシピ

ライター: かつら  更新: 2017年06月12日

最近、将棋の対局番組に釘付けだ。 はじめは動きも少なく地味な雰囲気はあったが、棋士一人一人のクセや、じっくり時間をかけて作戦を練る様に惹かれている。そして対局が終わるとかなりぐったりとした人もいて、相当エネルギーを消耗するのだと思う。

私も将棋は知人や家族と楽しむことはあるが、体力が消耗するほどの経験はない。
だが、今や肉体をハードに使うアスリートが、パフォーマンスを上げるために専属の栄養士を雇う時代。脳を酷使する棋士だって、勝負に勝つための食事やおやつを知っておいてもいいのではないかと感じている(いやっ、もう気づいている棋士もいるでしょうが...)。

というわけで、「脳にエネルギーチャージが素早くできるおやつ」や「長時間座りっぱなしでむくみがちな人におススメの軽食」、はたまた「記憶力アップ効果が期待できる食事」など、棋士のみなさんや、脳をハードに使う人の役に立つお料理に注目してみた。

今日、紹介するのは、脳に素早くエネルギーチャージができるおやつ。脳をハードに使う棋士や受験生の間食や夜食にうってつけだ。しかも、コンビニ食品で手軽に作れる。

最近のコンビニは、若者向けの手軽でボリューミーなものだけでなく、家庭用の惣菜や小分け商品などのラインアップが豊富になった。特に、レトルトパックのような包装で売られているプライベートブランドの惣菜は、レトルトほど長持ちはしないが、賞味期限が1~2週間とスーパーで売られている手作り惣菜よりは長く保存できるうえ、味も悪くない。ちゃんと美味しい。

そう、かつては「コンビニ弁当ばかり食べていると栄養が偏る」と言われた時代もあったが、いまやコンビニ食材で十分栄養バランスのとれた献立が作れるようになったのだ。
私の最近のお気に入りは、パック入りの枝豆やスプーンで食べる焼きトウモロコシ。一人分のつまみにちょうどいいうえ、ちょっとしたいろどりや、おやつ作りに重宝する。餃子の皮に乗せて、とろけるチーズをパラパラ、トースターで3~5分焼けば、あっというまにミニピザが出来上がる。

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枝豆は、タンパク質が豊富で畑の肉 と言われている大豆の未熟豆。タンパク質の代謝に欠かせないビタミンB1が豊富なため、タンパク質を効率よくエネルギーに替えてくれるうえ、カリウムも豊富なため、棋士のように座り続けでむくみがちな人にもおススメだ。ナトリウムの排出を促し、むくみをとってくれる効果が期待できる。またアミノ酸の一種、アスパラギン酸やグルタミン酸、ロイシン、アルギニンなども豊富なため、疲労回復やエネルギー代謝の活性化にもつながる。

半分に折って食べれば、チーズもこぼれないし片手で食べられる手軽さもいい。ピザソースがなければ、ケチャップでも十分美味しくできるので、ぜひ一度お試しあれ!

<材料>
コンビニ枝豆1パック
餃子の皮10枚
ピザソース適量
とろけるチーズ大さじ3

<作り方>
(1)コンビニの枝豆をさやから出しておく。
(2)餃子の皮に、ケチャップを塗って枝豆と、とろけるチーズをパラパラ。
(3)トースターかオーブン、魚焼きグリルなどで3~5分ほど焼いたら出来上がり!

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かつら

ライターかつら

長年、出版社の幼児雑誌でマンガやキャラクター企画、料理・手芸ページ、学習・科学企画などを担当。情報誌でも幅広く執筆し、現在は、書籍や企業の広報誌づくりに携わるほか会報誌でコラムを担当。将棋も取材をきっかけに覚えた。プライベートでは都内某所で毎週日曜日、数人前から数十人前のまかない飯を作っている。

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