俳優の仲代達矢(84)が13日、東京ドームで行われたプロ野球巨人-ソフトバンク戦の始球式に登場した。「緊張ですよ。足がガタガタ」と臨んだ人生初の始球式は、本塁までわずかに届かぬワンバウンド投球だったが、「120点」と胸を張った。
年齢と同じ「84」の背番号をつけた仲代は、東京ドームで始球式を行った芸能人最高齢とみられるが、「声援に助けられた。(打席の)川崎選手に当てないですんだ」と冗談を交え語った。
大の巨人ファンの仲代が始球式に登場したのは、サンケイスポーツで1月に掲載した大型企画「極対談」での高橋由伸監督(42)との対談がきっかけだ。
式直前に行ったブルペンの練習には高橋監督が駆けつけ、「上目に狙って投げて」と直々のアドバイス。仲代は「本番では何万人(の観客)だから、どこが上目か分からなかった」と笑った。
また、6月3日からは、主演映画「海辺のリア」が公開されている。