お笑いコンビ、ピースの又吉直樹(36)が18日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演。累計300万部を超える大ベストセラーとなり、芥川賞を受賞した処女小説「火花」の印税の使い道について、司会の女優、黒柳徹子(83)から突っ込まれ、苦笑いを浮かべた。
徹子に同賞の受賞を祝福され、「うれしかったですね、いろんな方に読んでいただけたってのがすごく」と喜んだ又吉。徹子から「それにしても、印税もたくさん。今、ね…」と切り出されると、思わず苦笑いを浮かべた。
すると徹子は、1981年に自身が出版した自伝的物語「窓ぎわのトットちゃん」で得た印税の使い道について「耳の聞こえない劇団作りましたからね。それはとてもうれしいことでした。前から作りたかったんで」と話した。
又吉に「どれくらい本は売れたんでしたっけ?」と問われ、「800万部」と答えた徹子は続けて「あなた、印税はどうしました?」と直球質問。又吉は「その後で話しにくいですね」と戸惑いながらも、「あんまりお金使わないので、そんなにまだ手を付けてないですね」と答えた。
それでも「20代のころって、好きなように本を買ったり、CDを買ったりっていうことができなかったので、いま大人になっていろいろ買えるからすごい楽しいですね」と満足げだった。