米大リーグ、ヤンキースに所属する田中将大投手(29)の通算勝率が、8日のレッズ戦で今季5勝目をマークしたことで、1901年以降の投手の中で1位になった。米大リーグのデータなどを紹介するサイト「Baseball-Reference.com」がツイッターでレポートした。
田中は8日のレッズ戦で7回10安打4失点ながら、味方の援護もあり自身の登板で5連勝。開幕戦で黒星を喫して以降は負けなしとした。この勝利で田中は大リーグ通算82試合で44勝17敗となり、通算勝率は・721。「Baseball-Reference.com」によると、これはメジャー歴代1位の数字という。「タナカの現時点での勝率は、ア・リーグが1901年に発足してから、500回以上を投球した投手の中で最高となった」とツイッターでレポートした。
現役でこれに続くのはクレイトン・カーショー(29)=ドジャース=の・679(131勝62敗)、マックス・シャーザー(32)=ナショナルズ=の・645(129勝71敗)。勝ち星は味方打線や所属するチームの状況にも影響され、田中の投球回はカーショー、シャーザーのおよそ3分の1だ。それでも、現代の大リーグを代表する左右の両エースをもしのぐ勝率を田中は誇っている。